はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します!
この記事ではOrientの大人気リバイバルモデル『レトロフューチャーカメラ』をご紹介します
Orientの『レトロフューチャーカメラ』はどのような時計なの?
Orient『レトロフューチャーカメラ』は、カメラモチーフの珍しい機械式腕時計です
この記事の内容
- Orient『レトロフューチャーカメラ』のおすすめポイント
- 気になった点
- おすすめの購入方法
この記事は、Orient70周年を記念して、人気過ぎて再販されたリバイバルモデル『レトロフューチャーカメラ』に関する情報をまとめています
この記事を読んで、いい点・悪い点含め、納得してから購入検討しましょう!
Orient『レトロフューチャーカメラ』はどんな時計?
『レトロフューチャーカメラ』は、”OrientStar”が過去販売していたカメラモチーフの機械式腕時計を復刻したモデルです
販売当初は”OrientStar”ラインから販売されていましたが、復刻盤は
”Orient”から販売されています
レンジファインダー式カメラという、昔のカメラをモチーフにした機械式腕時計で、初登場の2005年から5年後の2010年に再販
Orientが70周年を迎えた2020年に、改めてリバイバルモデルとして販売されるほどの人気ぶり
2020年に復刻した際には、3種類の『レトロフューチャーカメラ』が販売されましたが、2024年現在では1種類を残して売り切れ
カメラモチーフの腕時計は非常に珍しく、Orientらしいオリジナリティあふれる機械式腕時計として、人気のモデルとなっています
機械式腕時計という伝統的な駆動方法と、レトロカメラのデザインがマッチしていて、刺さる人には刺さる腕時計です
『レトロフューチャーカメラ』のおすすめポイント
『レトロフューチャーカメラ』の良いところは、次の3つです
- 特定の人にぶっ刺さるデザイン
- 腕時計としての機能も申し分ない
- 裏面が全面スケルトン→オープンハートに
順番に解説していきます
特定の人にぶっ刺さるデザイン
レトロな雰囲気と、時計の歴史的背景がマッチしていて、特定の人にぶっ刺さるデザインになっています
レトロカメラをモチーフにした、歴史ある機械式腕時計という組み合わせが、”レトロ”や”クラシック”という単語に反応する人に取っては、好みにドストライクな理由
実際、”Orient”もそこに市場を見出して、制作・販売に踏み切って販売しています
りゅうずや文字盤など、随所にもカメラデザインが盛り込まれていて、好きな人には非常に刺さる腕時計です
レトロな雰囲気によるかわいさと、武骨なパーツのカッコよさが両立された魅力的な腕時計です
腕時計としての機能も申し分ない
『レトロフューチャーカメラ』は機械式腕時計としても、十分な機能が備わっています
- パワーリザーブ40時間以上
- 小型化され装着感UP
- 日常的に使いやすい自動巻き
機械式腕時計の老舗である”Orient”が制作しているため、機能面は一定以上、保証されています
デザイン・機能の両立できるのは、”Orient”のベストセラー『バンビーノ』で証明済み
デザイン重視の腕時計は機能面が軽視されがちですが、『レトロフューチャーカメラ』は普段使いもそつなくこなす優秀な機械式腕時計です
裏面が全面スケルトン→オープンハートになった
腕時計裏面は小窓が付いた、世にも珍しいオープンハート裏蓋です
完全に無垢の裏蓋にするわけではなく、”カメラレンズを通して見る”ことを連想させる、遊び心ある作りになっています
裏蓋オープンハートの腕時計は他にない、非常にオリジナリティあふれる機械式腕時計になっているため、所有欲が満たされます
スケルトン好きの私でも、カメラモチーフであることを考えれば、むしろリバイバルモデルの方が好み
『レトロフューチャーカメラ』気になるポイント
Orient『レトロフューチャーカメラ』の情報を色々調べてみて、気になった点もいくつかありました
- 防水性能が低下
- パワーリザーブインジケーター消滅
- 維持費がかかる
気になった点で、解決策があるものは対処法も含めて次から解説していきます
防水性能が低下
リバイバル前のモデルよりも防水性能が低下し、10気圧→5気圧防水になりました
原因はデザイン見直しが原因かと考えられます
しかし5気圧防水でも、食器洗いのような、通常の水仕事程度は問題ないとされています
機能低下ではありますが、防水機能は必要十分になっただけとも感じます
パワーリザーブインジケーター消滅
パワーリザーブインジケーターも、リバイバルに伴いなくなりました
ただ、パワーリザーブインジケーターはたしかに便利ではありますが、「デザインを流行に合わせて見直した」とも言われている今回のモデルでは、正解にも感じました
というのも、最近はシンプルデザインも流行しています
よりカメラらしさを表現するため、パワーリザーブインジケーターは削除
そして、カメラが再現されているパーツを全面に押しだし、よりカメラらしさを表現
このように考えると、利便性よりもデザインが重視された、製作者の想いが込められた魅力的な腕時計に見えます
また、パワーリザーブインジケーターの代わりに置かれたロゴも、通常の”Orient”とは異なり、どこかお洒落な雰囲気になっています
維持費がかかる
クォーツの腕時計と比べると、どうしても維持費がかかってしまいます
この記事で紹介している『レトロフューチャーカメラ』は機械式腕時計ですので、メンテナンスのための定期的なオーバーホールが必須
オリエント公式のオーバーホール価格は約20,000円
この金額が、2〜3年に一度のペースで必要になります
クォーツの場合は、1~2年に一回、¥500~\1,500の電池交換が必要になる程度ですので、それと比較すると、どうしても維持費がかかります
スイス製の機械式腕時計のオーバーホール金額と比較すると、オリエントのオーバーホールの価格は安い方なのです…
おすすめの購入方法は楽天
楽天で購入することをおすすめします
楽天ポイントが貯まるのも理由の一つですが、単純にAmazonの販売価格よりも安いです
私は『バンビーノ』を購入した際にも、楽天を利用して数千円以上お得に購入することができました
さらに決して安い価格ではないため、ポイントもそこそこ付くのでお得です
浮いた金額はオーバーホール代に貯金しておきましょう!
逆輸入品であればさらにお求めやすい価格で購入可能
オリエントは海外向けに出荷されているものも多いです
海外向けは、国内向けよりもかなり安く購入することもできます
海外向けは国内向けとは下記のように異なる点もありますが、価格を優先される場合は逆輸入品を選択するのも一つの手です
- 色が国内向けとわずかに異なる
- 取説に日本語がない場合がある
まとめ:カメラ好きの全人類にオススメしたい腕時計『レトロフューチャーカメラ』
次のような方に、Orient『レトロフューチャーカメラ』をおすすめします
- カメラ好きの方
- はじめての機械式腕時計が欲しい方
- ユニークなデザインが好きな方
初代モデルから機能面では劣化した点もありますが、流行を取り入れ小型化
よりシンプルになり、レトロな雰囲気ながら現代的な腕時計になりました
残念ながら販売当初にラインナップされていた、ブラックやゴールドはすでになく、2024年現在で購入できるのはシルバーのみ
お求めの方は早めに検討を済ませましょう!
この記事で、Orient『レトロフューチャーカメラ』の魅力を一人でも多くの方に、伝えることができることを祈っています
個人的にはブラックがほしかったので再販を待っています…
国内正規品↓
逆輸入品↓