はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します!
この記事ではOrientのリバイバルモデル『レトロフューチャーギター』をご紹介します
Orientの『レトロフューチャーギター』はどのような時計なの?
Orient『レトロフューチャーギター』は、エレキギターをモチーフに、ダイナ楽器とコラボして生まれた機械式腕時計です
この記事の内容
- Orient『レトロフューチャーギター』のおすすめポイント、気になった点
- リバイバル前との比較
- おすすめの購入方法
この記事は、Orient70周年を記念して、再販されたリバイバルモデル『レトロフューチャーギター』に関する情報をまとめています
この記事を読んで、いい点・悪い点含め、納得してから購入検討しましょう!
Orient『レトロフューチャーギター』はどんな時計?
『レトロフューチャーギター』は、”OrientStar”が過去販売していたギターモチーフの機械式腕時計を復刻したモデル
販売当初は”OrientStar”ラインから販売されていましたが、復刻盤は
”Orient”から販売されています
ギターの中でも特にエレキギターをモチーフにした機械式腕時計で、2013年に初代が販売
Orientが70周年を迎えた2020年に、改めてリバイバルモデルとして2種類の『レトロフューチャーギター』が再販されました
ギターモチーフのデザインの腕時計は非常に珍しく、Orientらしいオリジナリティあふれる機械式腕時計となっています
また、”ダイナ楽器”というメーカーとのコラボ製品でもあり、実際にダイナ楽器が販売しているエレキギターをモチーフモデルにしています
ダイナ楽器製のギターを持っている方には、揃えたくなる腕時計なのではないでしょうか
『レトロフューチャーギター』のおすすめポイント
『レトロフューチャーギター』のオススメポイントは、なんと言ってもデザイン
ギターの特徴をしっかりと取り込んでいますが、その中でも特に「いい!」と感じたのは、次の3つです
- ギターのコントロールノブが再現されたりゅうず
- ギター形状を再現した文字盤
- 世界中の有名な音楽フェスが書かれたダイヤル
ギターのコントロールノブが再現されたりゅうず
コントロールノブのデザインを、腕時計のりゅうずで再現されているのは、かなりこだわりを感じます
またノブも一つではなく、ギターっぽく複数配置されています
このうち一つはただの飾りで、腕時計として何か役割があるわけではありません
しかしだからこそ、デザインへの熱意が感じられます
配色もギターらしさが盛り込まれていて、好きな人は相当惹かれる腕時計になっています
エレキギター表面モチーフの文字盤
エレキギターの各種パーツがほぼ再現されており、とにかくディテールがすごい文字盤になっています
よく見ると弦を再現した線まで描かれており、ここまで細かくデザインされていることに驚きを隠せません
世界中の有名な音楽フェス開催地が書かれたダイヤル
“フジロック”のような有名な音楽祭が開催されている、音楽に縁がある都市が書かれた内転リングが備わっています
残念ながら、調整すれば各地の時間がわかるようなものではありませんが、粋なデザインになっています
『レトロフューチャーギター』気になるポイント
Orient『レトロフューチャーギター』の情報を色々調べてみて、気になった点もいくつかありました
- デザインがリバイバル前から大きく変わった
- 仕様上は退化
- ベルトは初代の方が高級感あるかも
気になった点で、解決策があるものは対処法も含めて次から解説していきます
デザインがリバイバル前から大きく変わった
『レトロフューチャーカメラ』はパッと見大きく変わっていないのに対して、『レトロフューチャーギター』はリバイバルモデルになり大きく変化しました
というのも、リバイバル前のモデルを調べたところ、変わってしまったデザインがありました
- 針の肉抜き
- ボリュームを表しているようなパワーリザーブインジケーター
- ギターヘッドが再現されたりゅうずガードのようなもの
「リバイバル前の方が好き」という方もいるかもしれませんが、ギターデザインが織り込まれながらも、よりシンプルな腕時計になったため、フォーマルなシーンでも使いやすく
個人的な感想を正直に言うと、リバイバル前のほうがデザインが凝っているような…
スペックはそこまで進化していない
リバイバル前後で腕時計のスペックがそこまで進化していません
理由としては、ブランドがOrientStarからOrientに移ったのもあり、コストダウンの必要性に迫られたことが考えられます
文字盤が天然木のものがあったのが、個人的には残してほしいところでした
一方、サイズは一回りほど小さくなっており、装着感は向上し、さらにこのご時世に価格が安くなっています
見た目も大きく変わり、さらに価格も安くなっていることからも、初代とは違うモデルとして見る方がいいかもしれません
初代の方が手が込んでいる?
特にバンドは、初代の方が複雑なブレスになるように作られています
リバイバルモデルは、Orientの3連ブレス
比較すると少々物足りなく感じてしまいます
初代モデルを自分の目で見たわけではないため、質感の差があるかもしれません
しかし、同じデザインでより上質に仕上げてくれていればと、どうしても考えてしまいます
維持費がかかる
クォーツの腕時計と比べると、どうしても維持費がかかってしまいます
この記事で紹介している『レトロフューチャーギター』は機械式腕時計ですので、メンテナンスのための定期的なオーバーホールが必須
オリエント公式のオーバーホール価格は約20,000円
この金額が、2〜3年に一度のペースで必要になります
クォーツの場合は、1~2年に一回、¥500~\1,500の電池交換が必要になる程度ですので、それと比較すると、どうしても維持費がかかります
スイス製の機械式腕時計のオーバーホール金額と比較すると、オリエントのオーバーホールの価格は安い方なのです…
おすすめの購入方法は楽天
楽天で購入することをおすすめします
楽天ポイントが貯まるのも理由の一つですが、単純にAmazonの販売価格よりも安いです
私は『バンビーノ』を購入した際にも、楽天を利用して数千円以上お得に購入することができました
さらに決して安い価格ではないため、ポイントもそこそこ付くのでお得です
浮いた金額はオーバーホール代に貯金しておきましょう!
まとめ:ギターに合う械式腕時計をお探しの方に『レトロフューチャーギター』
次のような方に、Orient『レトロフューチャーギター』をおすすめします
- ギターが好きで、相性の良い腕時計を探している方
- はじめての機械式腕時計が欲しい方
- ユニークなデザインが好きな方
初代モデルからそこそこデザインが変わり、初代の方が細かく作りこまれていたように見える点もあります
しかし、初代とは違ったギターデザインの取り込み方をしているため、初代とは異なる魅力を備えています
残念ながら販売当初にラインナップされていたブラウンはすでに品切れ
いま購入できるのはレッドのみ
ギターと相性の腕時計をお探しの方はぜひ、ご検討ください!
この記事で、Orient『レトロフューチャーギター』の魅力を一人でも多くの方に、伝えることができることを祈っています