- アートに興味がある
- 芸術の世界に足を踏み入れたい
アートの力を感じる小説『アノニム』を読むことで、芸術の楽しさに目覚めることができます
- アートをテーマにしたエンタメ小説
- 誰もが知る名画が出てきて、少年が成長する物語もあり、ダブルで楽しめる
『アノニム』は、こんな人にオススメ
- アートに興味がある
- 少年の成長物語を楽しみたい
- 自分の知らない世界に興味がある
はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します
この記事は、アートの素晴らしさが伝わる小説『アノニム』の書評になります
アートに無縁な人でも、聞いたことがある名画やアーティストが出てきます
わかる人には、わかりやすい内容です
この記事は、私の実体験も織り交ぜて書いてます
本の内容と違う解釈があることは、ご了承ください
このため、この記事を読んだ後は、ご自身で本を読むことをオススメします
この記事が、皆さんの悩みを解決する一助になれば幸いです
やあ、アーティスト・張英才。
たった一枚の絵で、世界を変えてみないか?
アノニム
アートで世界を変える小説
『アノニム』は、アートが人を、世界を変える瞬間に会える小説
小説ということもあり、登場人物全員がやや個性的
ただ、芸術系の人たちは個性的な人が多い印象なので、少し違和感があるくらいのキャラがちょうどいいかも
例えば、世界でもトップの建築家・ブランドオーナーなど、バブリーな世界のお話
ただ、そんな個性的な人たちをひっくるめて、アートが人々を変える力を目の当たりにする物語
ポロックは、ついに、一枚の絵で絵画革命を起こした。それは確かに、ただの一枚の絵だった。けれど、それは同時に、カンヴァスの上でのたうちまわる絵の具の叫びだった。自由を求めてもがき苦しんだアーティストの魂の叫びだったんだ。
アノニム
超ハイスペ人材による裏の世界
世界レベルの超ハイスぺ人材が、幻の芸術作品に関わりながら、話が進みます
歴史的名画は、超高額で、登場人物もそれに値するほどのエリートが多数登場します
そこに、香港のある少年が、アートの力によって関わり始めます
この少年が、読んでて一番共感しやすい
異なる世界に住む人たちでも、アートによって交わり、変わっていく様は、アートが持つ世界を変える力を感じさせられます
アートで世界を変えられるかかどうか、ほんとうのところはわからない。けれど、変えられるかもしれない、と思うことこそが大事なんだ。そして、なんでもいい、何かアクションを起こすことが大切なんだ。
アノニム
まとめ:アートに目覚める小説
美術史に少しでも興味があるならば、『アノニム』を読むことで、面白さの片鱗に触れられます
そこから、芸術の世界にハマるかもしれません
この小説には、恵まれた人も、恵まれていない人も出てきます
しかし、その誰もが、偉大な作品や身近な作品への想いによって、変化し、世界を構成していることを思い知らされます
そんなアートが持つ力の大きさを、『アノニム』を読むことで体験してみませんか?
そこから、芸術の世界にハマるかもしれません
資本や技術がいくら豊富にあっても、どうにもならないものがある。それは、感性だ。
アノニム
どうせ開くはずがないと、閉ざされたドアをノックもせずに終わってしまうやつには、世界を変える力はない。けれど、ひょっとしたらこのドアはほんの少しでも動くかもしれないと、とにかくノックしてみるやつには、閉ざされたドアを開ける可能性と力があるはずなんだ。
アノニム