【社会人必読】新卒全員これを読め【仕事の教科書】

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はじめまして。メーカーで機械設計をしているベルと申します!

この記事ではすべての新入社員研修を凌駕する本『仕事の教科書』をご紹介します

あなた
あなた
  • 仕事のやり方がわからない
  • 仕事の取説がほしい
  • 自分のやり方が正しいのか不安
ベル
ベル

『仕事の教科書』がその悩みに効果的!

次の内容を教えてくれます

  • あらゆる業界・職種で使える力
  • 会社で活躍する方法

こんな人にオススメ

  • これから社会人になる方
  • 自分の仕事のやり方を見直したい方

ここでは、”機械設計”という仕事をしている私が、「これは役に立った!」と感じた本をご紹介

ベル
ベル

もちろん仕事以外でも役に立ちます

この記事は、私の実体験も織り交ぜて書いてます

そのため、本の内容と違う解釈があることは、ご了承ください

このことから、この記事を読んだ後は、ご自身で本を読むことをオススメします

この記事が、皆さんの悩みを解決する一助になれば幸いです

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社会人として生き抜くのに必要なこと

次の4項目が、社会人として生きる上で必要なことです

  • 仕事の早さ
  • 必要十分なコミュニケーション力
  • 提案力
  • 感情の安定を保つ

順番に解説していきます

仕事の速さ

speed

ある程度の質や量も求められますが、あらゆる場面で必ず求められるのが”速さ”

理由は、限られた時間で希望のモノを実現するには、”速さ”がもっとも効果的なため

私自身、機械設計の仕事で、「できるだけ早く!」とあらゆる人から責め立てられます

ベル
ベル

スピード感がゆっくりめな重工業でもこの速度感なので、車や半導体といった、先進的なメーカーさんは本当に大変かと思います…

「スピードはビジネスに効果抜群」と覚えておきましょう

必要十分なコミュニケーション力

conversation

仕事を円滑に進めるには、コミュニケーション能力が必要不可欠

サラリーマンとして働く限り、人と関わることが避けられません

そのうえで、社内外ともにコミュニケーションで最も重要なのは、お互いの意図を正確に理解すること

ベル
ベル

例えば、設計意図を他人にうまく伝えられないと、後戻りも発生します

正確に相互理解するには、必要十分な文章力・会話力でOK

流暢に話したり、きれいな文章を書く必要はありません

提案力

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”提案力”は、仕事に価値を持たせるために必要な力です

理由は、自分の提案に対して、相手に気持ちよく「Yes」と言わせる

これがあらゆる仕事に共通して、良い仕事をする秘訣のためです

例えば、一般的な仕事の流れは、次のようになります

workflow

これを、より具体的な仕事に置き換えると、次のようになります

workflowexample

この図より、相手に認識・合意をしてもらえる”提案力”があれば、スムーズに仕事を進めることができます

”提案力”があれば、解決できることも増え、お互い気持ちの良い仕事が可能に

ベル
ベル

うまく”提案”することができれば、お互いに無駄な時間や検討が不要になり、win-winです

感情の安定を保つ

mindfullness

会社人生を安定させるには、自分の感情を安定に保つ力が有効

理由は、自分を評価するのは、自分以外の人間のため

感情が不安定な人は避けられがち

上司からも評価されにくいです

一方で、会社では腹が立つことや凹むことが数えきれないほど起こります

そんな時に起こる感情としては、”怒り”や”悲しみ”

これらに適切に対処することが重要でになってきます

仕事の”スピード”を得る

仕事を早く終わらせる秘訣は、次の3つです

  • 仕事を早く始める
  • 仕事の”答え”を早く定める
  • 大きい”答え”は分ける

順番に解説していきます

ベル
ベル

仕事を早く終わらせることができるようになったら、たまにゆっくりと仕事をするのもありです

仕事を早く始める

startdash

仕事を早く終わらせるには、”早く始める”ことがポイントです

理由は、”早く始める”ことで、自分が作業していない時も仕事が進めることが可能になるため

仕事は、誰かと協力して解決することが大半です

例えば、わからない点は上司に質問することも少なくないでしょう

ここで質問された方は、回答するための時間が必要です

そのため、自分が仕事を早くはじめて、聞くべきことを早く見つける

そして、質問をすぐ投げる

その後は仕事を放置しても、質問された方は回答の準備をしてくれるので、仕事は進んでいることになります

しばらくしたら、必要な情報が手元に揃っているので、それを処理するだけで仕事が終わります

つまり、誰かと協力することが欠かせない仕事において、スタートダッシュを切ることは、仕事を早く終わらせることと深くつながっています

ベル
ベル

逆に、仕事を始める・聞くのが遅くなってしまった場合

遅れた状態から、さらに他人の回答待ちになるため、仕事が遅くなってしまいます

仕事の”答え”を早く定める

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その仕事で求められている”答え”を早く定めることが、仕事のスピードを左右します

なぜなら、仕事は解決すべき問題は与えられますが、それを解決する答えは自分で探す必要があるため

ベル
ベル

例えば、機械設計の仕事では、欲しいものはお客さんに要求されます

しかし、その具体的な形状は自分たちが決めます

このように、仕事は問題が提示されますが、答えは自分たちで探す必要があります

この答えを早く定めることで、仕事を早く終わらせることが可能になります

さらに、仕事で求められている答えは、複数あります

その答えを探す中で、クリティカルな答えを定めることが、良い成果を生み出します

クリティカルな答えを提供すると、それに付随する問題も解決可能

その結果として、全体の仕事量を減らすことにも繋がります

これを実現するには、自分が与えられた仕事で、求められている答えが「何か」を、常に意識しましょう

大きい”答え”は分ける

divide
  • 抽象的
  • スケールが大きい
  • 難しい

見つけた”答え”がこのような場合、分割が効果的

分割した答えを、より簡単な言語で表現することで、仕事がやりやすくなります

例えば複雑な図面も、部分ごとに少しずつ理解すれば、やがて全体像が見えてきます

そして分割した”答え”を一つずつクリアすることで、難しい答えを手に入れることができます

さらに日々の業務を早くする方法があります

それは、「何に、どのくらい時間を使ったのか?」毎日手帳に記録すること

ベル
ベル

私は、無印のデイリースケジュール帳をフル活用しています

仕事だけではなく、このブログ執筆や読書・英語・運動時間も記録中

もはや効果のあるなしではなく、「単純に記録して、数値化することで努力が見えるのが楽しい」という思いで続いています

さらに、めんどくさい・時間のかかることは早めに手を付けましょう

あと回しにすると、余計めんどくさくなります

めんどくさいこと・時間のかかることは、午前中にやると、集中が持続しやすいです

必要十分なコミュニケーション力とは

必要十分なコミュニケーションは、次の3つで成立します

  • 目的を最初に伝える
  • ”事実”と”解釈”を区別する
  • 共感を示す姿勢をとる

順番に解説していきます

最初は文章に取り入れるのがオススメ

理由は、文章に取り入れて型を覚えることで、瞬発力が求められる会話に取り入れるハードルが下がるため

ベル
ベル

作者も国語が苦手で理系に進んでいる方です

その方がこの本でも、「まずは文章力から」とオススメされています

目的を最初に伝える

target

目的を最初に伝えると、自分の意図を理解してもらいやすくなります

例えばメールならば、達成したい目的を最初=件名に書く

相談・図面承認・判断…自分がメールをする目的を最初に示す

とにかく最初に伝えるべきは”目的”と覚えておきましょう

さらに、メール内容の文章は、40字以内の短文にするとさらに効果的

ベル
ベル

図面と同じで、文章・セリフもシンプルな方が美しいらしい

”事実”と”解釈”を区別する

distinguish

すでに起こっている”事実”と、そこから思うあなたの”解釈”は分けて示しましょう

理由は、誤解を避けるため

例えば、”事実”と”解釈”をごちゃまぜに伝えます

すると、受け手は「現状がどうなっているのか」が理解しにくくなります

平社員が上司に伝える場合、先に事実を伝えてみる

その後、あなたの解釈を求められたら伝える

こうすると、事実と解釈を分けて伝えやすくなります

ベル
ベル

解釈の仕方は、次の3つのどれかを区別するようにしましょう

  • 良い
  • 悪い
  • 良いのか悪いのかまだわからない

解釈するときは、視点を先輩や上司といった、「上の人ならば何を考えるか」を予想しましょう

自分なりの解釈も大事ですが、視点が高い解釈ができて、それを伝えることができれば評価も上がります

解釈の伝え方も、上司や先輩に聞きやすい環境ならば、「もしかして、〜ですかね?」と質問する

そうすると、「それは〜ということでだな…」と答えあわせをしてくれる可能性が高いです

別に正しい解釈をする必要はなく、「人の気持ちになって考える」という基本的な姿勢そのものが重要です

この基本的な考え方をする・しないで、数年・数十年後に、同期と差が生まれるそうです

共感を示す姿勢をとる

empathy

文章や会話では、”共感”を活用しましょう

理由は、互いの意図を理解しやすくなるため

あなたがサラリーマンである限り、人と関わることはほぼ必然です

  • 誰かと共通の仕事を円滑に進める
  • 自分以外の人から評価される
  • 相手の意図を汲み取る

このように、他人に動いてもらう場面は数多くあり、この時に双方にメリットを生み出すのが”共感”

人になにかを依頼したり、お願いする際には、気持ちよく動いてもらう方がいいに決まっています

そのためにもまずは、相手に快く思ってもらえるように、心がけることを意識しましょう

他人の意見感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。

goo辞書【共感】より

この意味の通り、「共感したい」という姿勢を取り続けることで、だんだん共感できるようになるようです

若干スピリチュアルになってしまいますが、ここでは単純に「相手に気持ちよくなってもらうにはどうすればよいか」を考えるだけで十分です

いい”提案”をする方法

いい”提案”をするには、3つのフローがあります

  1. まずは現状把握
  2. クリティカルな課題を定める
  3. わかりやすく提案する

順番に解説していきます

まずは現状把握

look

まずは、対象の現状を把握する

理由は、対象の現状に適した、提案する”何か”を検討するためです

例えば、対象の目標は、1日5枚の図面を提出すること

しかし、現状は2枚しか出図できていない

この場合、対象の「非効率」を解消する”何か”を見つければ、効果的な提案ができます

そのためにも、対象の「悩み・不安・非効率は何なのか?」

現状はどうなっているのか、把握することが重要です

ベル
ベル

対象の悩み・不安・非効率は、目標と現状のギャップから発生します

現状を把握は、まずはそこから始めましょう

クリティカルな課題を定める

focus

クリティカルな課題を定めましょう

”クリティカルな課題”とは、最も大きく、ラスボスのような課題を指します

理由は、複雑な問題をもっとも効果的に解決するため

例えば、現状と目標のギャップから生じる課題は、一つではありません

「悩み・不安・非効率」が混ざり合った課題がほとんどです

その中でも、「これがなくなれば解決と言える」モノが、クリティカルな課題です

クリティカルな課題を考える時、先輩や上司

チームや会社といった、全体を巻き込むレベルの”課題”にすると、クリティカルに近づきます

ベル
ベル

この時、クリティカルな課題が大きい場合は、分割して簡単にしましょう

「大きな”答え”は分ける」と同じです

ビジネスの世界では、きわめて重要なルールがあるからだ。

それは、「どれだけ複雑な計算問題が解けるのか?」よりも、「複雑そうに見える問題を、いかにシンプルな問題に置き換えて、だれでも解ける状態にできるのか?」の方が、じつは数億倍も価値がある。

仕事の教科書

わかりやすく提案する

提案するモノが決まれば、わかりやすく相手に提案しましょう

わかりやすく提案するには、「目的→背景→提案→詳細」の順に提案すればOK

ポイントは次の通りです

  1. 背景は提案の理由
  2. 提案には、対象の理想の姿を盛り込む
    複数ある場合は、優先順位をつけてあげること
  3. 詳細は、スケジュールや担当・リスクなどの補足情報

特に3つ目のリスクに、提案に対する指摘を、先回りして潰す情報を入れると、提案の力が強まります

感情の安定を保つ方法

感情の安定を保つためには、次の手法が効果的です

  • 「怒った時」と「落ち込んだ時」にやることを決める
  • 自分の取説を作る
  • 生産性を上げる

順番に解説していきます

「怒った時」と「落ち込んだ時」にやることを決める

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自分が怒った時、凹んだ時に、復帰するためにやることを決めておきましょう

理由は、事前に何をすれば復帰できるか知っておくと、その感情になった時の辛さが軽減されるため

ただ復帰するためにやることは、人によって異なるため、自分で決めていくしかありません

ベル
ベル

以下は私の対処法ですので、参考にしてみてください

  • 怒った時:手帳の空いたスペースに、怒りの感情を書きなぐっています
  • 凹んだ時:定時で帰って、湯舟につかるようにしています

自分の取説を作る

writing

嬉しい時・楽しい時にやることも決めて、自分の取説まで作ると、感情の安定性がさらに向上します

理由は、調子が良い状態を保つのに役に立つため

本書に従って作成した、私の取説は次のようになりました

具体的な作り方は本書に任せます

manual
まずは簡単に書き出す
ベル
ベル

ポジティブなことは、質と量を上げる

ネガティブなことは、「改善するには何をすべきか?」を具体的に考える

すると…↓

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こうなりました

生産性を上げる

本書で紹介されている、生産性を上げる行動の中で、「これは本当にそう」と個人的に感じたところをご紹介

  1. 食事の時間を決める
  2. 寝具や電化製品に投資する
  3. SNSはやめる
  4. 家族、職場以外のコミュニティに参加する
  5. 古いモノ、考え方を捨てる
  6. 迷ったら紙に書き出す
  7. 自己投資する先に迷ったら、コミュニケーション能力を選べば間違いない(コミュニケーションの本のオススメはこちら
  8. 「すべきこと」がすべて、ではない
    どうしてもあるならば、自分にできることや、やりたいことに変換する
ベル
ベル

特に4はオススメです

私自身、テニスでまったく異なる業界の人と関わる機会があります

ここで刺激も受けることができ、充実していると実感できる場面が多いです

6の具体的なやり方で、個人的にオススメなのは”ゼロ秒思考”

1分間、書きなぐるだけです

まとめ:新入社員はこれ1冊!

『仕事の教科書』で解決できる問題は、次の通りです

  • 仕事が遅い
  • コミュニケーション能力の不足
  • 仕事の山谷の辛さ

今の仕事のやり方に悩んでいる方や、仕事そのものに悩みを感じている方にもオススメ

本書の内容を実践しても、いまの仕事が辛いのであれば、転職を検討するのもアリです

転職について考えるときは、同じ作者の「転職の思考法」が、まさに”転職を考えるときの教科書”になっています

この記事で、皆さんの悩みを一つでも解決に導く本を紹介できていれば幸いです

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