はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します!
この記事はオリエントスターの素晴らしさを伝える内容となっています
- ”オリエントスター”ネットで調べると「恥ずかしい」とか出てくるけど本当かな?
- オリエントスターってあんまり聞かないけどどんなブランドなのかな?
オリエントスターが恥ずかしいなんてとんでもない!
手の届く価格帯で高品質な腕時計を、豊富にラインナップしているブランドは、日本では他にはありません
実際にオリエントスターの腕時計を見たら、上質な仕上げとクオリティに驚かされます
とはいえ、ネットでは実物を見ることには及ばないため、画像と文章で”オリエントスター”のすばらしさをお伝えします
この記事の内容
- オリエントスターの素晴らしいところをご紹介
- オリエントスターのおすすめの購入方法
この記事では、自身がオリエントスターを購入した体験に基づいて書いています
「オリエントスターが恥ずかしい」なんてありえません
ご自身が気に入ったオリエントスターの腕時計を、胸を張って購入しましょう
オリエントスターの素晴らしいところ
オリエントスターの特に素晴らしいところは、次の3つです
- 手の届く価格で高品質
- 維持費も安い
- 日本人の細腕にも合うサイズ感
順番に解説していきます
手の届く価格で高品質
オリエントスターの腕時計は、手の届く価格でありながら高品質
今では失われるつつある”メイドインジャパン”を体現しているのは、非常に素晴らしいです
クォーツ式電波腕時計が、数千円で購入できる現代では、機械式腕時計は贅沢品です
そのため、メジャーなスイス製の機械式腕時計は数十万円からが当たり前になっています
そんな現代でも、スイス製の機械式腕時計に匹敵する商品を、オリエントスターは数万円からラインナップ
さらに、世界に誇れるフラッグシップモデルでも30万円前後
庶民でもがんばれば手の届く価格帯で販売しています
世界でも有数の技術を持っており、デザインも性能も優れたモデルが手に入る価格で販売してくれている、素晴らしい腕時計メーカーです
維持費も安い
機械式腕時計最大のネックになりがちな、オーバーホールの金額も安いのが、オリエントスターの魅力の一つです
同価格帯のスイス製腕時計である、TISSOTのメーカー公式オーバーホール料金は、2万円程
一方、オリエントスターは約1万円~と、50%の金額で対応していただけます
オリエントスターの場合は、腕時計の小売価格に比例してオーバーホール料金も上がりますが、それでも安く済むモデルが過半数
機械式腕時計の負担になりやすい、オーバーホール料金も安く済むのが、オリエントスターの素晴らしいところです
オーバーホールについては↓
日本人の細腕にも似合うサイズ感
オリエントスターの腕時計の大半が、ケース径が41mm以下で、多くのモデルが39~40mm
日本人に多い、細腕の男性の方にも似合いやすいです
海外製の腕時計の場合、腕がたくましい外国人向けに作られていることから、ケース径は42mm~というメーカーも多いです
【最近はジェンダーレスの風潮があり、ケース径も小さめにしているメーカーが増えてきています】
日本のメーカーが作っているため、”日本人でも使いやすいサイズ感”のような、日本人が無意識に求めていることを実現しているところも、オリエントスターの魅力です
オリエントスターの知っておくべきこと
オリエントスターは素晴らしいところもたくさんありますが、オリエントスターの機械式腕時計を購入する上で知っておくべきことがあります
- 革ベルトは硬い
- オーバーホール価格が高いモデルもある
- 飛びぬけた性能はない
順番に解説していきます
革ベルトは硬い
革製のベルトが使われているモデルは、総じてベルトが硬いです
ワニ革を使用しているため、決して悪い革ではないのですが、私が購入したフラッグシップモデルである『スケルトン』の革ベルトも硬かったです
そのため、自身の腕の形に馴染むまでは違和感や、着け心地が悪く感じるかもしれません
オーバーホール価格は決して安くはない
”オリエントスターの素晴らしいところ”で「維持費が安い」と書きましたが、モデルによっては、値段だけ見れば決して安くはありません
私の所有している『スケルトン』は、本体価格が高額なこともあり、オリエントスター公式のオーバーホール価格で約30,000円~
30,000円もあれば、安価な機械式腕時計を購入できます
さらにこれが2,3年に1回必要なため、一般的な腕時計の”維持費”と比べたら、むしろ高いと言えます
とびぬけた性能はない
オリエントスターの腕時計は、世界的に突出した性能を持っているわけではありません
シリコン製がんぎ車を使用して、パワーリザーブが70時間以上まで伸ばしたのは、話題にもなりました
しかし、パワーリザーブの長さは、TISSOTの腕時計ならば80時間というモデルがあります
このように、スイスの名だたるメーカーが、機械式腕時計業界でも突出した性能を保有した腕時計を生み出しています
オリエントスターは、それらに食らいつくほどの性能を持った機械式腕時計は、ラインナップされていません
オリエントスターの個人的に良かったところ
オリエントスターのフラッグシップ『スケルトン』や、普段使いに『モダンスケルトン』を所有して、個人的に「良かった」と感じたところは次の3点です
- 気軽に実物を見ることができる
- オーバーホール価格が高いモデルもある
- 飛びぬけた性能はない
気軽に実物を見ることができる
オリエントスターの腕時計は、大き目の家電量販店にもあるため、どのような地域に住んでいても実物を見やすいのが個人的に良かったです
オリエントスターは日本のメーカーのため、腕時計店だけでなく、家電量販店にも置いてあります
私が『モダンスケルトン』を購入する前に実物を確認しに行ったのは、ビックカメラでした
フラッグシップモデルでも置いてあるお店が多く、気になったらすぐに見に行けるのは、田舎在住の身としてはありがたかったです
人と被らない
オリエントスターはとにかく人と被りません
日本では、大半の方はSEIKOかCASIOの腕時計を付けているのではないでしょうか
その2社があまりにもメジャー過ぎて、どちらかと言えばオリエントスターはマイナー
私以外の人で、オリエントスターの腕時計を付けている人は、ここ3年程で1人しか会いませんでした
しかし、オリエントスターの得意としている、オープンハートデザインの腕時計は世間的には珍しいためか、「それどこの腕時計?」と言われることがあるくらいの知名度です
安心して所持できる
日本で作られている腕時計のため、故障した場合でもパーツが低価格で入手しやすく、安心して所有できます
なぜなら、オーバーホールで交換する部品によっては、”高額”・”入手不可”、といった場合があります
例えば、古い腕時計や高額な腕時計の場合は、必要なパーツが入手困難であったり、高価なことは珍しくありません
オリエントスターも、オリエントスターでしか作れないパーツがあるため、入手性はそこまで高くありませんが、何とかなることが多いそうで、安心して持ち続けることができます
おすすめの購入方法は楽天
私がオススメする購入方法は楽天です
楽天ではモデルによりますが、オリエントスターの公式価格よりも5万円ほど、安く価格設定されています
高額のため、ポイントもかなりつくので実質5万円以上お得になることも
浮いた金額はオーバーホール代に充てましょう
以下、私が楽天で購入した腕時計のリンクを張っておきます
兄弟ブランドの”オリエント”も楽天は安かったです!
リファービッシュ品という選択肢
オリエントスターの製造元、セイコーエプソン株式会社は”エプソンダイレクトショップ”でリファービッシュ品というものを販売しているのをご存じでしょうか?
簡単に言えば、未使用品だったものを回収してメンテナンスしたものです
リファービッシュ品ならば、国内向けの、新品同様のモノが半額で手に入ります
『メカニカルムーンフェイズ』の場合、定価がおよそ20万円のため、半額の10万円程で購入することができます
ただし、『スケルトン』のようなフラッグシップモデルはリファービッシュ品として売り出されているのは見たことありません
リファービッシュ品 | エプソンダイレクトショップ (epson.jp)
まとめ:オリエントスターは最高の機械式腕時計のひとつ
- 手の届く価格で高品質=最高
- オリエントスターの腕時計を付けていると注目されやすい
- それでいて入手性が高い
個人的には、国内メーカーでもっとも機械式腕時計のデザイン性を追求しているのがオリエントスターと感じています
性能・装飾両方の技術的にも、海外ブランドのモノと比較しても遜色のない美しさ・仕上げです
それにも関わらず、大きめの家電量販店に置いてあるくらいにはお求めやすいので、ぜひ一度実物を見に行ってみてください
明らかに仕上がりが美しいため、「オリエントスターが恥ずかしい」などという幻聴は消えてなくなります
この記事で、オリエントスターの魅力が一人でも多くの方に伝わることを祈っています