- 社会人になってから、ずっと疲れている
- 寝ても疲れが取れない
- 生きているだけで疲れる
『「疲れない身体」をつくる本』が、あなたの疲労解消に役立ちます
疲れない身体をつくるために重要な、次のことを学べます
- 疲れは早めに解消する
- 呼吸・肩甲骨・仮眠を利用して体を整える
- 身体に合う道具を使い、楽な姿勢をキープ
- 心を楽にするために、人間関係を整理する
『「疲れない身体」をつくる本』は、こんな人にオススメ
- 身体の疲れに悩んでいる
- 年を取るにつれ、疲れが取れずに悩んでいる
- 疲れの正体が知りたい
はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します
この記事は、身体の疲れの悩みを解消してくれる『「疲れない身体」をつくる本』の書評になります
個人的に、学びが多かった本
社会人で、疲れに悩んでいる方には、かなり効果のある本です
本書の内容を満たす、個人的におすすめな疲れをとる方法は、次の通り
- 金色のガッシュを読んで涙を流す
- 最低月1回サウナに行く
- 手帳を活用する
この記事は、私の実体験も織り交ぜて書いてます
本の内容と違う解釈があることは、ご了承ください
このため、この記事を読んだ後は、ご自身で本を読むことをオススメします
この記事が、皆さんの悩みを解決する一助になれば幸いです
よい習慣で疲れにくい身体をつくる
よい習慣を活用することで、疲れにくい身体をつくることができます
理由は、自分の意思を使って何かをするときに、疲労が発生するため
本書では、”流れ”を意識することが重要とされています
意識していることは、いずれ止まってしまいます
この止まる回数を減らすために、疲れる行動を無意識にできるよう習慣化します
無意識にできると、止まる回数を減らせるので、日々の疲れが軽減されます
例えば、歯磨きを始めるのは楽ですが、靴磨きや洗車をやり始めるときは、気力が必要です
このように、意識した行動は、脳が働くため、その瞬間に疲労が発生します
逆に言えば、習慣化された無意識な行動は、軽い疲労で済みます
この習慣をフル活用して、より疲れにくい身体づくりをする方法を、次に紹介していきます
私たちが日々感じている疲れの中のかなりの部分が、「意識のエネルギーの浪費」によるものだからです。
考えてもどうにもならないことは、考えてもムダです。
そういうときは考えるのではなく、むしろ、からだの助けを借りて行動してしまう。
緊張や心配といった感情はからだの反応を鈍らせるだけで、いいことはありません。むしろ心を介在させず、からだに任せたほうがいいのです。
「疲れない身体」をつくる本
疲れにくい身体になる3つの習慣
疲れにくい身体づくりに役立つ習慣は、次の3つ
- 疲れは早めに解消する
- 身体を整える
- 人間関係を整える
順番に解説していきます
疲れは早めに解消する
疲れは長引かせないためにも、早めに回復することを心がけましょう
本書では、その日のうちに解消することを推奨しています
理由は、こまめに疲労回復すると、高いパフォーマンスを長く維持できるため
そのためにも、仕事のスケジュールは、休みとセットで確保するのが推奨されています
疲れを早めに解消するために、毎日湯舟につかるなど、少しの投資と休憩を大切にしましょう
身体を整える
疲れにくい身体づくりには、身体を整えることが有効です
理由は、身体の無駄な力が抜け、少ないエネルギーで活動できるようになるため
身体を整える方法は、次の3つ
- 呼吸を利用する
- 肩甲骨をほぐす
- リズミカルな運動
さらに、身体に合った椅子や机を使うことで、無駄な力が不要になる環境整備も、疲れにくい身体づくりに効果的です
身体だけでなく、脳の負担を下げる道具を使うのもおすすめ
特に手帳を活用することは、本書でもおすすめされていますが、私個人の経験からも強くおすすめします
手帳を活用すると、覚えておかなければならない情報が減るため、心理的不安が軽減されます
人間関係を整える
ストレスのたまる人間関係を整えることで、心が疲れにくい環境をつくりましょう
仕事の退職理由のほとんどが人間関係であることから、人間関係が心の疲れに影響することは明白
そのためにも、職場で良好な人間関係を保つ姿勢を示す
さらに、職場の人間のなかでも、相性の良いメンバーを見つけて、無理をしないでも一緒にいることができる環境を作りましょう
”疲れ”は必ずしも悪ではない
”疲れ”はない方がいいと考えがちですが、心地よい疲れは、むしろある方が良いです
理由は、まったく疲れない状態も、それはそれで張り合いのない人生になってしまい、
心地よい疲れというのは、例えば”頭と身体がバランスよく疲れる”状態
特に、自分の好きな活動や趣味に取り組んでいるときは、”頭と身体がバランスよく疲れる”状態になりやすいです
「疲れない身体」というのは、まったく疲れないということではなく、「バランスよく疲れていい眠りに入れる身体」のことなのです。
「疲れない身体」をつくる本
最終的には、心地よい疲れとともに、眠ることができることを目指しましょう
成長も疲れにくい身体づくりに重要
疲れにくい身体づくりには、自身が成長することも効果的です
理由は、自分の体力・能力の絶対値が増えると、これまでの行動すべてに余裕ができるため
仕事で例えると、成長することでムダが減り、次のアクションへの迷いがなくなることで、楽にこなせるようになります
次のことを意識して、仕事に取り組むと、身体が楽になる成長につながりやすいです
- ”物事をハイスピードでこなす”
- 仕事全体の流れを早めにつかむ
- 目標ではなく結果を定めて、”結果から逆算して何を省くか決める”
限界を突破するような反復を積むと、人は力の抜き方を覚えることができる
この余裕が、たぶん最終的には「何をやっていてもあまり疲れない」「ほとんどのことが遊んでいることのように楽しめる」という感覚に繋がっていく
「疲れない身体」をつくる本
まとめ:疲れにくい身体は習慣で作る
- 疲れたら、適度な運動・サウナ・涙を流して、早めに解消する
- 呼吸・肩甲骨・運動で疲れにくい身体に整える
- 心が疲れないように、人間関係を整える
疲れの多い現代人には、必読本とも言えるほど、身体の疲れを解消する方法を示してくれている本です
とくにサラリーマンの方におすすめ
定年退職の年齢も引き上げられ、長い時間働くことが、必要になる可能性が高い
長距離走と同じで、体力を温存する方法を知っておくことは、今後の仕事人生を左右します
疲れにくい身体をつくるためにも、日々の疲れはこまめに解消する
自分自身と周囲の環境も、負担の少ない状態に仕上げる必要があります
そのためにも、『「疲れにくい身体」をつくる本』で、今後の人生を楽に生きる方法を学んでみてはいかがでしょうか
よく歳を取れば落ち着くと言いますが、私は逆に、歳を取れば取るほどより軽やかになるというのを目指しています。
自分の好きなことを見つけることが大切です。
歳を取っていく中で、自分は何と最後まで付き合うのか、最後まで付き合っていきたいもの、という意味での「好きなこと」です。
自分は何と付き合うと気分がいいのか、十年、二十年と長く付き合える「相性のいいもの」というのがみんな何かあると思うので、それを四十歳ぐらいになるまでに見つけておくと、年老いたときの寂しさが払拭されます。
「疲れない身体」をつくる本