はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します!
このページではオリエントスターの尖ったオープンハートモデル『モダンスケルトン』をご紹介します
以前からビジネスシーンで使いやすい腕時計が欲しいと考えて、妻に記念品として買っていただきました
仕事・プライベートともに使いやすく、『モダンスケルトン』を一番着用しています!
オリエントスター『モダンスケルトン』が気になっているけど、高くて一歩が踏み出せない
1年以上愛用した私が、レビュー記事としてまとめたのでぜひ参考にしてください!
- よかった点
- 気になった点
- おすすめの購入方法
ビジネスマン向けの10万円以下の腕時計は良品揃いで、どれがいいのか非常に悩みますよね
私自身もどれにするか非常に悩みました
自身の体験を踏まえて、あなたの気になるところを解消します
この記事の内容
- オリエントスター『モダンスケルトン』の買ってよかった点・気になった点
- おすすめの購入方法
この記事は、オリエントスター『モダンスケルトン』を1年間使用した、実体験に基づいてこの記事を執筆しています
オリエントスター『モダンスケルトン』は高い買い物になるため、この記事を読んで、いい点・悪い点含め、納得してから購入しましょう!
【購入に至った経緯】ビジネスユースもいける特別なオープンハートを求めて
私にとってオリエントスター『モダンスケルトン』は、妻から結婚記念品として頂いた大切な時計です
『モダンスケルトン』を選んだ理由は三つ
- ビジネスシーンで使いやすい自動巻き腕時計
- ”オリエントスター”というブランドに対して愛着があった
- オープンハートの機械式腕時計が好み
オリエントスターはビジネスシーンで着用できる、オープンハートモデルを多く販売しています
セミスケルトン、スリムスケルトン、メカニカルムーンフェイズ、レイヤードスケルトン…
どれも魅力的な良品ばかり
どれにしようか非常に悩みましたが、決めては「ちょっと特別感のあるオープンハート」
ということで、候補はレイヤードスケルトン、モダンスケルトンに絞りました
レイヤードスケルトンは、スーツをコンセプトにしたデザインとなっています
レイヤードスケルトンに合わせるならばスーツを、と思ったのですが、私はあいにくスーツを着て働く機会は少ない職種
それならば『モダンスケルトン』にしようかなと考えつつ、実物を早速見に行きました
『モダンスケルトン』の実物を見た正直な感想は、「もう少し特別感がほしい」
というのも、カラーバリエーションがオリエントスターの他モデルと類似しており、「もう少し差別化されていれば」と感じました
そのため、「また考え直そうか」と思っていたところ、あるではないですか。特別色が。
プレステージショップ限定250本で、私の好きな青色文字盤に、控えめなピンクゴールドのリューズでアクセントの効いた、かっちょいいモデルがあったのです
さっそく妻に伝えて、ネットで購入していただきました
実物が届き、箱を開けると、妻と一緒に「おお~」と思わず声が出ました
「かっちょいい」「仕事ができそう」なんて、語彙力を欠片も感じない言葉しか出ませんでしたが、一言でいうならば”かっちょいい腕時計”でした
いかにもビジネスマンが着けてそうで、「なんだか普通の腕時計ではないな」と感じるデザインが素晴らしい
オープンハート部分から覗くテンプの動きが、文字盤のかっこよさとマッチしており、本当にずっと眺めていられます
会議中でも、思わずぼーっと眺めてしまうほどかっこいい
また、斬新な文字盤にはなっていますが、決して若々し過ぎない、デザインが計算された文字盤に感じます
自分が生きている間に手放すつもりはありませんが、生涯を通して着けることができる腕時計になっています
『モダンスケルトン』を手にして、人生で変わったこと
まずは、オリエントスター『モダンスケルトン』を私自身が手にして、人生で変わったことをご紹介します
その後、買ってよかった点・気になった点について書いていきます
仕事のモチベが上がる
仕事のモチベーションが上がりました
”良い腕時計を付けている”という気持ちが大きな理由となっています
少し疲れたときに腕時計を眺めるだけでも、気持ちがリフレッシュし、モチベーションも回復します
服に大人っぽさを求めるようになった
昔よりも大人っぽい服が好きになりました
どのような服装にも合わせやすい腕時計ですが、個人的には大人っぽい服装に一番合うと感じています
Tシャツよりポロシャツ、ボトムスもデニムからスラックスに
大人っぽい服装ならば、この腕時計に合わせるものとして間違いないこともあり、ビジネスライクな服を購入するようになりました
晴れの日の外出が好きになる
オリエントスターの腕時計は、晴れの日の外出を好きにさせてくれます
『モダンスケルトン』は、陽の光を当てると文字盤の立体感がより際立ちます
太陽光の元で見ると、陰影がはっきりすることで腕時計の立体感が協調されるため、”陽の光が当たった腕時計を見る”目的ができました
特に車の運転中、信号待ちの間ずっと見ているほどです
『モダンスケルトン』良いところ
オリエントスター全般に言えますが、いいところはまず圧倒的にコスパがいいこと
- SUSの中でも高級なSUS316Lを使用したブレス
- 表風防がサファイアクリスタルガラス
- ムーブメント・ブレスには部分ごとに異なる装飾加工
さらに、機械式腕時計ならば必須のオーバーホールも比較的安く済む、という化け物級コスパになっています
次から、具体的な良かった点を挙げていきます
文字盤の立体感がすごい
文字盤のデザインへのこだわりにより、立体感が素晴らしい
通常のオープンハートも、ムーブメントが見えるので立体感がありますが、『モダンスケルトン』は、よりデザインの奥行が感じられる作りになっています
基本的に腕時計は平面なデザインのものが多いため、これだけ奥行が備わったデザインになっていると、眺める時間が本当に楽しくなります
この立体感のすごさが、『モダンスケルトン』の良いポイントのひとつです
あらゆるシーンで使いやすい
『モダンスケルトン』の一番いいところは、「他にはないデザインと、どのようなシーンでも使える万能なところ」
あまり奇抜なデザインだと、ビジネスでは使いにくい印象がありましたが、『モダンスケルトン』は独特ですが整ったデザインのため、どのようなシーンでも使いやすいです
実際、私は仕事・プライベート・夏・冬とあらゆるシーンで着用しています
日本人の腕によく馴染むサイズ感
日本人男性の、細身の腕にも馴染みやすいサイズ感です
ケース径41mm、厚み12mmと、扱いやすい寸法に仕上がっています
着用していて、Yシャツの袖の邪魔になると感じることはなく、腕時計の厚みが上着の着脱時に邪魔になることもありません
日本人に最適なサイズ感になっています
『モダンスケルトン』 1年使ってみて気になったことと対処法
オリエントスター『モダンスケルトン』を使ってみて、気になった点もありました
しかし、すべて対処法も含めて次から紹介していきます
維持費がかかる
クォーツの腕時計と比べると、どうしても維持費がかかってしまいます
『モダンスケルトン』は機械式腕時計ですので、メンテナンスのための定期的なオーバーホールが必須
オリエントスター公式のオーバーホール価格は約30,000円
この金額が、2〜3年に一度のペースで必要になります
クォーツの場合は、1~2年に一回、¥500~\1,500の電池交換が必要になる程度ですので、それと比較すると、どうしても維持費がかかります
スイス製の機械式腕時計のオーバーホール金額と比較すると、オリエントスターのオーバーホールの価格は安い方なのです…
パワーリザーブが60時間あれば…
『モダンスケルトン』のパワーリザーブがせめて60時間あれば…と感じました
理由としては、『モダンスケルトン』のパワーリザーブは50時間なので、金曜の夜に腕時計をはずしてから、土日使わない場合、月曜朝には止まってしまっていることが多く、都度、時間を合わせる必要があるためです
- 19:00金曜日
腕時計をはずす
- 19:00土曜日
半分消費
- 19:00日曜日
止まった…
- 6:30月曜日ベル
止まってる…
- 19:00金曜日
腕時計をはずす
- 19:00土曜日
1/3消費
- 19:00日曜日
2/3消費
- 6:30月曜日ベル
まだ動いてる!
機械式腕時計の醍醐味ですが、ビジネスユースを考えると少々手間が…
腕時計を複数所有している場合、「今日は他の腕時計をつけよう」と考え、普段付けない腕時計を選ぶこともあります
土日に『モダンスケルトン』を着用しないと、ゼンマイを巻き忘れてしまい、月曜の朝には止まってしまっていることが頻繁に発生しています
パワーリザーブ50時間だと、月曜朝まで動かしておきたい場合は、日曜の夜に巻き上げる必要があるのですが、まあ忘れます
パワーリザーブ60時間あれば、金曜の夜から放置しても、月曜の朝まで動き続けているため、最低でも60時間、理想は70時間に感じました
裏面風防が無機ガラスのため傷つく恐れがある
裏面の風防は無機ガラスです
理由としては、おそらくコストダウン
傷に強いサファイアクリスタルガラスは、高い腕時計ならば標準装備されますが、『モダンスケルトン』の価格では厳しい、と結論づけられたのだと思います
ただ裏面風防は、ぱっと見では、本当に無機ガラスか判別できません
一方、無機ガラスの欠点は傷が付きやすいこと
裏面の風防は基本的に内側を向いており、傷が付くリスクは低いですが、外している時にはバンドで傷つかないように注意が必要になります
【参考】TISSOT との比較10万円以下のおすすめのオープンハート
10万円以下の機械式腕時計は良品揃い
どれだけ私が『モダンスケルトン』をおすすめしても、きっと悩む方が多いはず
そこで、私自身が悩んだ、TISSOTとの比較情報を書き残しておきます
良ければ参考にしていただき、ご自分の気に入った方をご購入してください!
どれを選んでも、あなたが納得したものを選んで、充実した機械式腕時計ライフを送りましょう
比較する際の条件は次の通り
- 自動巻きの機械式腕時計かつオープンハートで裏透け
- メタルバンド
- 価格は10万円前後
メーカー | ORIENT STAR | TISSOT |
---|---|---|
機種 | モダンスケルトン | ジェントルマン |
価格 | \97,900 | \134,200 |
パワーリザーブ | 50時間 | 80時間 |
ケース径 | 41mm | 40mm |
厚み | 12mm | 11.5mm |
重量 | 154g | 165g |
表風防 | サファイアクリスタルガラス | サファイアクリスタルガラス |
裏風防 | 無機ガラス | サファイアクリスタルガラス |
画像 | ||
出典 | オリエントスター モダンスケルトン RK-AV0120L | TISSOTジェントルマン パワーマティック80 オープンハート – T1274071104101 |
おすすめの購入方法は楽天
高級腕時計としては安価な方かもしれませんが、私のような一般市民からすれば10万円前後の腕時計なんて贅沢品
所有欲を満たしたいとはいえ、安く手に入るならばそうしたい
私は、楽天・Amazonと比較して、楽天ではオリエントスターの希望小売価格よりも5万円以上安く購入することができました
高額のため、ポイントもかなりつくのでお得です
浮いた金額はオーバーホール代に充てようと考えています
逆輸入品であればさらにお求めやすい価格で購入可能
オリエントスターは海外向けに出荷されているものも多いです
海外向けのモノは国内向けのモノよりもかなり安く購入することもできます
海外向けは色が微妙に違ったり、取説に日本語がなかったりしますが、価格がネックならば逆輸入品を選択するのも一つの手です
リファービッシュ品という選択肢
オリエントスターの製造元、セイコーエプソン株式会社は”エプソンダイレクトショップ”でリファービッシュ品というものを販売しているのをご存じでしょうか?
簡単に言えば、未使用品だったものを回収してメンテナンスしたものです
リファービッシュ品ならば、国内向けの、新品同様のモノが半額で手に入ります
モダンスケルトンの場合、定価がおよそ9万円のため、半額の4万5千円程で購入することができます
リファービッシュ品であることを気にしないのであれば、こちらで購入してみてもいいかもしれません
リファービッシュ品 | エプソンダイレクトショップ (epson.jp)
まとめ:社会人の方におすすめしたい腕時計『モダンスケルトン』
次のような方に、オリエントスター『モダンスケルトン』をおすすめします
- ビジネスシーンで着用できるいい腕時計をお探しの方
- オープンハートが好きな方
- ちょっと違ったデザインが好きな方
個人的には、国内メーカーのオープンハート腕時計の中ではオリエントスターは歴史も経験もある、非常におすすめしたいブランドと考えています
大きめの家電量販店に置いてあるくらいにはお求めやすいので、ぜひ一度実物を見に行ってみてください!
立体的な文字盤は一目見る価値があります
出来れば明るいところでみると、文字盤の美しさがより感じられます
この記事で、オリエントスター『モダンスケルトン』の魅力を一人でも多くの方に、伝えることができることを祈っています