
- 服が多すぎる
- 服があるのに買ってしまう
- 服を減らしたいのに捨てられない

フランス人の生活文化について書かれた『フランス人は10着しか服を持たない』は、服を減らしたいのに減らせない人に効果的です
- まずはワンシーズン10着を目指す
- 残す服は、3着以上の服と合うか考える
- その服で、大事な人に会えるか自問自答する
はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します
この記事は、少ない服での暮らし方を教えてくれる本『フランス人は10着しか服を持たない』の書評になります

服以外にも、食事や暮らしぶりなど、フランス人の生活文化全般についても知ることができます
この記事では、服にフォーカスします
この記事は、私の実体験も織り交ぜて書いてます
本の内容と違う解釈があることは、ご了承ください
このため、この記事を読んだ後は、ご自身で本を読むことをオススメします
この記事が、皆さんの悩みを解決する一助になれば幸いです
みんな呆れるほど、 大量の服を持っているのだ! はたして、それはいいことなのだろうか? それで満足しているのだろうか? どの服も本当に気に入っているのだろうか? まともな品質の服を買っているのだろうか? いちばん腑に落ちないのは、なぜわたしたちは毎朝、服がぎゅうぎゅうに詰まったクローゼットの前に突っ立って、「着る服がない」なんて文句を言っているのだろうか?
フランス人は10着しか服を持たない
ワンシーズンを10着の服で過ごす

春夏秋冬の各シーズンごとに、着る服を10着に絞ることで、次のメリットがあります
- 服装の悩みがなくなる
- 必要な収納が減る
- お気に入りの服だけにできる

本書では、春夏10着・秋冬10着が推奨されています
が、服を減らすのが難しい方を対象に、まずはワンシーズン10着
1年で合計40着を、この記事の推奨としました
最終的には、お気に入りの服だけにできれば、ゆったり収納できるので、服の寿命長期化
さらに、判断回数が減少し、日々の生産性の向上や、快適な生活を実現できます
「幸せとは欲しい物を手に入れることではなく、持っている物で満足すること」という有名なことわざがある。
フランス人は10着しか服を持たない
服を減らすにはまず己を知る
服を10着に減らす方法は、次の3つ
- 持っている服を把握する
- 似合う色とスタイルを知る
- いいパジャマを着る
順番に解説していきます
持っている服を把握する

服を減らすには、まずはあなたの持っているすべての服を、ベッドにひろげます

ベッドにひろげると、持っている服を一望可能
いる服・いらない服の判断がしやすくなります
ひろげた服に対して、次のことを問いかけます
- まだお気に入りか?
- ちゃんと着ているか?
- サイズは合っているか?
- いまの自分らしさを表現しているか?

問いに対してYESとはっきり言えないならば、手放すタイミング
気が向いたら、ベッドに服をひろげて、合わなくなった服・着ていない服を、少しずつ手放していきましょう
どうしても服を手放せない方、近々広い家に引越し予定の方は、一時的にトランクルームを借りるのがオススメ
トランクルームに服を預けて、家に10着だけ服を残して過ごしてみてください
その快適さに感動して、服を減らす決心ができます

似合う色とスタイルを知る

あなたらしい服を選べるよう、似合う色とスタイルを知りましょう

スタイルとは、きれい目や、アメリカンカジュアルのような、服装のテーマのこと
自分独自のものでもよいので、あなたのスタイルを確立することができればOK
スタイルが確立されると、購入する服の系統やブランドを決めやすくなり、迷いが減ります
似合う色は、メンズ向けのパーソナルカラー診断で把握可能
似合うスタイルは、ファッション雑誌を見て、あなたの気に入ったスタイルを決めます

自分に合う色・スタイルを定めることで、少ない服でも、自分らしさを最大限に発揮できます

パーソナルカラーは時を経ても変わりませんが、スタイルは10年に1度は見直しましょう
スタイルの好き嫌いや、いまの雰囲気に合うスタイルは、10年前後で変わるため
わたしの場合、自分らしいスタイルがちゃんと決まってからは、お金も時間もずいぶん節約になった。
基本的にトレンドは無視して、自分に似合う好みのスタイルを貫いている。服を買うのは、とっても楽しいこと。お気に入りのブランドの新作をシーズンごとにチェックして、コアアイテムをいくつか買い足し、ワードローブをさらに素敵に強化することにしている。
フランス人は10着しか服を持たない
いいパジャマを着る

寝るときの服装も、良質なパジャマなど着るようにしましょう

古びた普段着はNG
パジャマがベストです
が、普段着もいける、新品のきれいめスウェットが、普段使いもできて、寝る時も快適でおすすめ
寝間着に着古した服を使わなくなることで、古い服を手放しやすくなります
また、パジャマは10着には含まれませんが、1日の1/3は着る、重要な服
人に会っても恥ずかしくない、着心地のよいものを準備できれば最高です
良質なパジャマを着て、高いQOLと良質な睡眠を手に入れましょう
人生は短い。毎日かけがえのない一日なのに、自分らしくない服を着て冴えない気分で過ごすなんてもったいないと思わないだろうか。
フランス人は10着しか服を持たない
10着以外のモノもお気に入りだけに絞る

10着に数えられない、アウター・アクセサリーは、最高なものだけで構成すると、QOLが向上します
理由は、次の3つ
- 毎日、身につけるモノを悩まなくて済む
- ファッションの格が上がる
- 鞄であれば、荷物の詰め替えが不要になる

安価なモノをたくさん持つと、どれを着けるか、常に悩み、脳のリソースが失われます
さらに、それぞれの使用頻度が減ることで長持ちするが、年とともに変わる好みに合わなくなり、手放すことに繋がりやすいです
1点だけでも、選び抜いた良いモノを着用すると、ファストファッションでもコーディネートの満足度が上がります
心の底からお気に入りのモノだけを揃えることで、選択肢を減らせるメリットと、理想的な状態を実現できます








今の時代、たくさんのお気に入りを知ることができるので、減らすことが困難ですが…
それでも、できるだけ少ない構成で満足できるよう試行錯誤していきましょう
まとめ:お気に入りの服だけ残して人生の満足度を上げる

ワンシーズン10着という、選び抜いたワードローブにできれば、人生全体の満足度が向上します

服が少ないと、収納に余裕ができ、判断回数も減るため、人生に余裕ができます
10着に含まれない、アウター・靴・鞄・腕時計も、お気に入りを厳選することで、服装をワンランクおしゃれにしてくれます
お気に入りの服・アクセサリーだけにして、より良い人生にするためにも『フランス人は10着しか服を持たない』を読んでみてはいかがでしょうか
おまけ:メンズも身だしなみを整える
男性が身だしなみを整えると、周囲の人から好印象を得ることができます
男性が多い職場で、普段は社内の人にしか会わない方の場合、身だしなみは、洗顔・寝癖直しだけで完結する方が多数派
そのため、整髪料や、ちょっとしたメイクをするだけで、周囲よりも好印象を与えることができます
例えば、寝癖を直したら、ヘアオイル
顔を洗ったら、肌荒れ部分にコンシーラーを塗るなど、ちょっとしたケアをするだけで十分

本書では女性を対象に、自分らしさを表現するため、”ノーメイクみたいにメイクする”ことを推奨しています
男性も同じで、普段からワックスでがっつりヘアセットするのは、人によっては気合がいります
普段は、ヘアオイルを馴染ませて整えるくらいが楽で洒落感も出せます
ちょっとだけ身だしなみを整えることで、あらゆる人に好印象を残せるため、人生が少し好転します