【オリエントスターの元祖?】オープンハートを生み出した腕時計メーカー【フレデリック・コンスタント】

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FREDERIQUECONSTANT FrederiqueConstant-フレデリック・コンスタント

はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します!

このページではオリエントスターが得意としている、オープンハートを生み出した”フレデリック・コンスタント”をご紹介します

あなた
あなた
  • オープンハートが好きだけどオリエントスター以外におすすめの腕時計メーカーはあるのだろうか?
  • より上質なオープンハート機械式腕時計が欲しいな
ベル
ベル

オープンハートを生みの親”フレデリック・コンスタント”の腕時計をオススメします!

”フレデリック・コンスタント”はスイスの腕時計メーカーですが、現在は日本のCITIZENグループに属しており、日本でも購入しやすくなっています

この記事の内容

  • ”フレデリック・コンスタント”の紹介
  • ”フレデリック・コンスタント”のおすすめ腕時計
  • おすすめの購入方法

私もオリエントスターの『メカニカルムーンフェイズ』を検討していた時に”フレデリック・コンスタント”に出会い、オリエントスターが好きな方は絶対に気に入ると感じました

オープンハートやムーンフェイズ、また”高い技術力”に興味がある方は、必ず気に入る腕時計が見つかると確信しております

この記事を読んで、オープンハートデザインの生みの親である、「”フレデリック・コンスタント”の腕時計をいつか買いたい!」と感じるようになっていただけたら嬉しいです

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”フレデリック・コンスタント”とは

  • スイスの腕時計ブランドの中では、比較的歴史が浅い
  • 高額なスイス製腕時計のなかでも、比較的安価に、しかし高品質な腕時計を作っている
  • 複雑機構のムーブメントの自社開発・業界で最新技術を生み出す等、高い技術力も有するマニュファクチュール

マニュファクチュールとは:

自社一貫生産のこと

腕時計を構成するパーツ、特にムーブメントを自社で製造していること

腕時計業界では、部品ごとに他メーカーから仕入れて、腕時計を作るのが主流

マニュファクチュールができるのは、技術力のある限られたメーカーのみ

比較的安価に、しかし高品質な腕時計を作っているというところが、オリエントスターと似ていて非常に好印象なブランドです

作っている腕時計も、ムーンフェイズやオープンハート、シリコン製脱進機の製造等、メーカーの進んでいる方向もオリエントスターとかなり似通っています

ベル
ベル

オープンハートについてはオリエントスターが真似しているのですが…

オリエントスターと異なる点としては、ダブルトゥールビヨンといった、超複雑機構のムーブメント製造にも手を出しているところ

しかも、決してとても庶民には購入できない価格で販売しており、スイスの腕時計メーカーらしい一面もあります

次からは、”フレデリック・コンスタント”で注目な点について記載します

オープンハート生みの親

機械式腕時計の醍醐味を味わえる、オープンハートをこの世で初めて作ったメーカーが”フレデリック・コンスタント”です

オープンハートとは:

腕時計の駆動部である、ムーブメントを見ることができるデザインのこと

openheart

オープンハートを発表した際に、特許の申請していなかったため、他のメーカーがこぞって真似をしたという歴史もあります

ベル
ベル

オリエントやオリエントスターの腕時計も、オープンハートのモデルは非常に多いです

オープンハート好きとしては、このような歴史を持つ、老舗のオープンハート腕時計は非常にそそられます

高い技術力を持つマニュファクチュール

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出典:FC-980MT3HPT | 製品詳細 | フレデリック・コンスタント (frederiqueconstant.jp)

トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダーといった、腕時計業界を代表するような超複雑機構をマニュファクチュールで製造してしまう、高い技術力を持ち合わせています

さらに、腕時計業界で新技術として取り入れられている、シリコン製パーツも作り出し、脱進機に組み込んだ腕時計を発売

その腕時計は、通常の機械式腕時計の十倍振動する、機械式腕時計のなかではダントツに高い振動数を誇る、驚異的な腕時計として世界中を驚かせました

”手の届きやすいラグジュアリー”をブランドコンセプトに掲げながらも、最先端・最難関技術にも持ち合わせた、高い技術力を誇る腕時計メーカーです

現在はシチズン傘下

2016年に、なんと日本のCITIZEN(シチズン時計株式会社)の傘下になり、日本でもフレデリック・コンスタントの腕時計が手に入りやすくなりました

もともとスイスの独立ブランドであったため、日本ではそこまで普及が進んでいませんでした

しかし、シチズン傘下になったことで、今では多くの腕時計店で”フレデリック・コンスタント”の腕時計が置かれています

オーバーホールの依頼も、シチズンカスタマーサービスが対応可能となり、さらに価格も安くなりました

”フレデリック・コンスタント”のオススメモデル

”フレデリック・コンスタント”でも個人的にオススメなマニュファクチュールコレクションの腕時計をご紹介します

マニュファクチュールコレクションは、腕時計作りすべてを自社工場で行わているモデルです

フレデリック・コンスタントの、高い技術力を感じることができるのが大きな特徴

また、庶民である私自身が「この価格ならば頑張れば買うことができるかもしれない」という、100万円以内のモデルをご紹介します

『ハートビート』FC-945MC4H6

heartbeat
出典:FC-945MC4H6 | 製品詳細 | フレデリック・コンスタント (frederiqueconstant.jp)

オススメポイント

  • オープンハート×ムーンフェイズのかっこよさとかわいらしさ
  • 本ワニ皮、文字盤の装飾加工による高級感

この世で初めてオープンハートを施された腕時計である、『ハートビート』が最初のオススメ

このモデルはオープンハートに加え、ムーンフェイズ機構も搭載されており、カッコよさとかわいらしさが両立しています

ムーンフェイズ機構とは:

その日の月の満ち欠けを表示する機構

moonphaze

文字盤表面には装飾加工も施されており、上品に仕上げられていますが、派手過ぎることもなく、オン/オフ問わずに付けやすい腕時計になっています

また、腕時計業界でも新しいパーツとなる、シリコン製がんぎ車搭載しており、「最新技術を堪能できる」という面でもオススメ

ベル
ベル

オープンハートもムーンフェイズも好きな私にとって、フレデリック・コンスタントで今一番欲しいモデル

難点はパワーリザーブが38時間とやや短いこと

パワーリザーブとは:

機械式腕時計の動力であるゼンマイを巻き上げて、止まるまでの時間

power-reserve

通常の機械式腕時計は、パワーリザーブは40時間以上あります

そのため、1日以上放置してしまうと、時計が止まってしまっていることが多くなります

ベル
ベル

オリエントスターが、同じようにシリコン製がんぎ車を搭載して、パワーリザーブを70時間まで伸ばしたのは結構すごいことだったのだと驚きました

『スリムラインモノリシック』FC-810MC3S6

monolithic
出典:FC-810MC3S6 | 製品詳細 | フレデリック・コンスタント (frederiqueconstant.jp)

オススメポイント

  • 長い歴史がある腕時計業界において、最近発明された最先端技術を味わえる
  • 驚異的な振動数を誇る、シリコン製ハイビートオシレーターの動きを見ることができる
  • 本ワニ皮、文字盤の装飾加工による高級感に加え、デイトやパワーリザーブ80時間と実用性も高い

”フレデリック・コンスタント”と、フレクサス社とコラボして作り出された、業界最先端技術を堪能できる腕時計です

フレデリック・コンスタントが、長い歴史がある腕時計業界において、2021年に新たに発明したシリコン製オシレーターが組み込まれた一品

世に発表された際には、けっこう話題になりました

最先端のパーツを使用することで、軽く・長時間駆動・耐磁性向上を実現

また、振動が回転に変換されて動く秒針は、人の目では追うことができないほどの超振動により、非常に滑らかに進みます

オープンハート先駆者らしく、最先端パーツであるシリコン製オシレータの動きも見ることができるようになっている、見て楽しむこともできる、実用性も高い腕時計です

ベル
ベル

ケース径40㎜、ケース厚さも11.38㎜と薄型で、着け心地もよさそう

『クラシックワールドタイマー』FC-718NWM4H6

worldtimer
出典:FC-718NWM4H6 | 製品詳細 | フレデリック・コンスタント (frederiqueconstant.jp)

オススメポイント

  • 単純にデザインがかっこいい
  • ひとつのりゅーずで世界中の時刻合わせが可能
  • 複雑機構とされているワールドタイマーを味わえる

これは完全に個人の好みですが、ネイビー系の文字盤に世界地図が描かれていて、その上に白い針があるデザインがかっこよくてオススメです

青文字盤に白い針という、絶対にかっこいい組み合わせに、世界地図まで描かれたデザインが刺さる方もいらっしゃるのではないでしょうか

このデザインに加えて、ワールドタイマーという、機械式腕時計においても複雑な機構も備わっており、技術やロマンが感じられるところも一押しポイントです

もちろん世界各国の時間を知ることもできるようになっているため、海外出張や旅行に頻繁に行かれる方には、旅の相棒にオススメしたい腕時計です

ベル
ベル

ケース径42㎜、ケース厚さ12.15㎜とやや大きめ

気になる方は一度試着することをおすすめします

”フレデリック・コンスタント”の気になるところ

ここまで”フレデリック・コンスタント”の魅力を書いてきましたが、気になる点もあります

  • マニュファクチュールではないモデルも多数ある
  • オーバーホール料金が高くなる恐れ
  • ブティックが少ない

順番に説明していきます

オーバーホール代が高い

国産のオリエントスターと比べると、スイス送りの可能性があるため、オーバーホール料金高くつく可能性は大いにあります

シチズン傘下になったとは言え、工場はスイスにあるため、スイスに送る必要がある場合は、送料代が上乗せされます

さらに、スイス工場に送った後に、高額なオーバーホール料金の見積もりが到来

その後にキャンセルする場合も、キャンセル料が数万円単位でかかることも

シチズン傘下になったことで、オーバーホール料金が多少安くなったとは言え、国産腕時計と比較すると、まだまだ高額なオーバーホール料金になる可能性が高いです

そこでオススメな対処法が、腕時計の修理専門業者に依頼すること

修理専門業者に依頼する場合、安く・実績もあるリペスタがおすすめです

その理由は、メーカー公式よりも低価格で高品質な仕上がりになるため

見積も無料で行っていただけるため、まずはオーバーホール料金を下調べする目的でも、依頼してみることをオススメします

参考として、オリエントスターの場合のオーバーホール料金比較記事へのリンクも貼っておきます

パワーリザーブが短めなモデルが多い

『モノリシックマニュファクチュール』以外のモデルは、パワーリザーブが38時間と、通常の機械式腕時計と比較しても短いです

そのため、複数の腕時計を使いまわす方にとっては、1日着用しないと腕時計が止まっていることも

都度、時間合わせの必要があるので、不便に感じる場面も多くなります

ベル
ベル

機械式腕時計の醍醐味でもありますが、手間に感じる方もいるかと思います

マニュファクチュールではないモデルもある

”フレデリック・コンスタント”は、マニュファクチュール化を進めてはいますが、すべてのモデルがマニュファクチュールというわけではないようです

というのも、フレデリック・コンスタント公式HPの自社製ムーブメントの品番と、モデル名を比較すると、品番が一致しないものがあります

特集 | FEATURES | フレデリック・コンスタント (frederiqueconstant.jp)

つまり、他社製ムーブメントを利用した、マニュファクチュールではないモデルもある可能性が高いです

フレデリック・コンスタントのグループ会社に”ラ・ジュー・ペレ”というムーブメント製造会社があるため、ここのムーブメントを利用したモデルもあると考えられます

そのため、マニュファクチュールにこだわりのある方は、モデル名やコレクション名に”マニュファクチュール”と含まれているモデルを選ぶ必要があります

おすすめの購入方法:楽天

私がオススメする購入方法は楽天です

楽天での購入がオススメな理由は単純に安く、かつポイントもそれなりに付き、お得だからです

楽天では10%OFFクーポンにより、80,000円も安くなっていることもあります

さらにポイントも付くため、公式価格よりも10万円近く、お安く購入可能

購入前に必ず試着

楽天で購入される前に、店舗で実物を見ることを推奨します

フレデリック・コンスタントの腕時計は、「手の届くラグジュアリー」とは言え、50万円以上する高額なモデルも多くあります

そのため、ご自身の目で見て、試着して自分が本当に気に入るのかを確認

その後、納得するまで検討してから、購入されることをおすすめします

2023年10月に、ついに東京にブティックがオープンしました

ブティックでは、フレデリック・コンスタント全モデルを見ることができる店舗になります

フレデリック・コンスタントは近場の腕時計店でも在庫していますが、すべてのモデルを並べている店舗はほとんどありません

アジア地区初、国内初と、ついに全モデルがある店舗のオープン

購入前に、ぜひ一度行ってみることを推奨します

日本初のブティック「FREDERIQUE CONSTANT BOUTIQUE TOKYO(フレデリック・コンスタント ブティック 東京)」を10月20日(金)東京・銀座にオープン | NEWS | フレデリック・コンスタント

まとめ:オープンハートの元祖・最先端技術を味わいたい方は”フレデリック・コンスタント”がオススメ

”フレデリック・コンスタント”は次のような方にオススメです

  • シンプルだけど高級感のあるデザインが好みの方
  • 画期的な発明生みの親で、最新技術が好きな方
  • スイス製の腕時計を、手の届く価格で購入したい方

大きめの家電量販店や、腕時計店にも”フレデリック・コンスタント”の腕時計はあるので、ぜひ一度実物を見に行ってみてください

ベル
ベル

日本限定モデルも多数あるため、その場で気に入った腕時計があれば一度試着させてもらうことをオススメします

この記事が、フレデリック・コンスタントの腕時計を選ぶのに役立てば幸いです

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