【15年落ち10万キロ】中古車を現車確認なしで買ってみた【2024年】

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あなた
あなた
  • 欲しい車が遠方にしかない
  • 現車確認無しで購入した人、本当にいるの?
ベル
ベル

欲しかった『フェアレディZ』が遠方にしかなく、現車確認無しで購入しました

結論から言うと、下記に注意することで、中古車でも現車確認なしで購入可能

  • 「買うお店は信頼できるか?」徹底的に調べる
  • 故障の少ない・故障しても直しやすい車種を選ぶ
  • 車の写真・動画・状態確認は遠慮なく聞く

はじめまして。普段はメーカーで機械設計をしているベルと申します

この記事は、実際に現車確認無しで、遠方から15年落ち10万kmの中古車を購入した体験記になります

車の検討条件

  • 総支払額100万円前後で壊れにくい
  • 楽したいのでオートマ(AT)
  • できればスポーティな車で上級グレード

上記の条件と、憧れから日産の『フェアレディZ(Z34)』を購入しました

ベル
ベル

100万円超の買い物で、中古品を、実物も見ずに買うのは超怖かったです
が、車種選びの段階から、外れを引く確率を下げるよう意識しました

購入前に、ネットで現車確認なし購入の情報を調べました

しかし、遠方からの現車確認なしの購入体験記がほとんどありませんでした

私と同じような悩みを持つ方の役に立つよう、この記事にまとめました

中古車購入は、人・車種・お店によって千差万別

この記事の情報を活用される場合は、あくまでも自己責任でお願いします

この記事が、皆さんの悩みを解決する一助になれば幸いです

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遠方購入でも車選びとお店選びが重要

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遠方・現車確認なしでも、中古車購入の基本である、車選びとお店選びが重要です

ベル
ベル

遠方・現車確認なしでも、中古車選びの基本は変わりません

理由としては、遠方でも近場でも、”中古車購入”という事実は変わらないため

例えば、信頼できるお店から買うことができるならば、現車確認なしでも安心して購入可能

さらに、故障の少ない車種を選ぶことで、より安心して中古車を買うことができます

そのため、”信頼できるお店を選ぶ”・”故障の少ない車種を選ぶ”ために調べまくることが、遠方・現車確認なしでの中古車購入成功の秘訣

では、遠方・現車確認なしで買うための、具体的な調査手順を解説します

車選びは”壊れにくさ”と”メンテナンス性”重視

車選びで重要なことは、次の3つ

  • 故障が少ないメーカー・車種を選ぶ
  • 修理しやすい車を選ぶ
  • 良いグレードを選ぶ

順番に解説していきます

故障が少ないメーカー・車種を選ぶ

car

中古で購入する場合、信頼できるメーカーの、故障が少ない車種を選びましょう

理由は、ただでさえ故障リスクが高い中古車が、より壊れるリスクのある、負債になりかねないため

ベル
ベル

安く買って乗り潰すつもりならば、お好きなメーカーのお好きな車種を選べば良いと思います

故障が多いと、修理費用がかさみ、最悪すぐに廃車

「新車や、程度のいい中古車と結局同じ額になってしまった…」となることを避けるためにも、中古車の場合は、信頼できるメーカーの、壊れにくい車種を選びましょう

私の場合、次の条件に当てはまるメーカー・車種は除外しました

  • 外車
    →日本の気候に合わないため壊れやすい・パーツ代やメンテナンス費用が高くなりがちのため
  • ハイブリッド・ディーゼル・特殊な仕様のエンジン
    →壊れがちor壊れたときの修理費用も高いため
  • 車レビューの評価が低い・少ない車種
    →壊れやすい上にパーツが手に入りにくい・壊れたときの対象法が調べてもわからないため
ベル
ベル

(上記の条件)×(自分の好きな車)という条件で車レビューや各メーカーの評判を調べまくり、1~2か月は、仕事や勉強に手がつかなかったです

修理しやすい車を選ぶ

maintenance

壊れた場合に、修理しやすい単純な作りの車を選びましょう

理由は、壊れたときの修理費用を抑えるため

例えば、水平対向エンジンの場合は、車の命であるエンジンの故障が発生した場合、修理費用が割高になります

ベル
ベル

水平対向エンジンは、縦型のエンジンのメンテナンス性よりも劣ります

そのため、水平対向エンジンは工賃が通常よりも高く設定されているお店もあります

その車種特有の不具合が発生したときに「修理費用が安く済むか?」を、車種のレビュー等で入念にチェックしましょう

良いグレードを選ぶ

highgrade

車種が決まったら、できるだけグレードのよい中古車を購入しましょう

理由は、よいグレードでも、中古車の金額は安くなっていることが多いため

例えば、私の購入した『フェアレディZ(Z34)』も、同じ条件であれば、グレード間で価格差はありませんでした

また古い車でも、上位グレードならば、最近の車に備わっている先進機能を装備していることも多く、快適です

中古車になると、新車当時ほどグレードによる価格差がなくなるので、できるだけ上位グレードの商品を探すことをオススメします

ベル
ベル

グレードが高いほど、良い素材が使われていることが多いです

良い素材が、必ずしも良いとは言えませんが、耐久性も高めなことも多く、中古車の故障リスク低減にもつながります

当時のカタログやグレードの情報も調べればすべて出てきますので、少しずつ調べましょう

お店選びは”信頼性”と”価格”の両立

中古車購入の、お店選びで重要なことは、次の3つ

  • 違和感のない口コミで高評価なお店を選ぶ
  • 適正な価格設定がされている
  • 保証が付けられるお店

順番に解説していきます

違和感のない口コミで高評価なお店を選ぶ

review

違和感のない口コミで、高評価を得ているお店から購入しましょう

理由は、購入する中古車の、信頼性を確保するため

評判の悪いお店が、低評価な根本的な理由は、販売している中古車になんらかの問題があるため

ベル
ベル

トラブル後の対応が悪いのはお話になりませんが、根本的には販売している中古車の質が悪いことに起因しています

信頼できるお店を選ぶためにも、購入するお店の口コミは必ず確認しましょう

私の場合、次のようにお店を選びました

  1. 気になる車を見つけたら、販売しているお店の評価と口コミ数をチェック
    →評価が高いお店ならOK
    評価が高くても、”口コミが極端に少ないお店”は、系列店やGoogle mapの評価を調べる
    ”口コミが極端に多いのに評価が高いお店”は、口コミの内容も入念にチェックする
  2. 口コミの内容を確認する
    →投稿されている口コミの中でも、特に悪い評価を確認しましょう
    おかしなお店には相応の口コミがありますし、逆に良いお店にはきちんとしたレビューが投稿されます
    ただ、悪い評価があっても、開店直後だけだったり、特定の時期だけの場合は、現在は改善されている可能性もあります
    一方で、桜レビューっぽいものが大量に投稿されていると感じるならば、そのお店は避けるか、問い合わせの対応をみて判断する
  3. 問い合わせて、対応に違和感や問題がないか確認する
    →ここで素気ない場合や、こちらからの問い合わせに対するリアクションが遅い場合は、怪しいお店
    逆に対応が早く、こちらの要望に対しても丁寧に対応してもらえる場合は、アタリのお店です
ベル
ベル

この作業は結構根気がいります

中古車購入には、余裕を持つことをオススメします

適正な価格設定がされている

price

同じ車種で、特定の条件での販売価格が、他店に比べて安すぎないか確認しましょう

理由は、極端に安い車には、何かしらの欠点がある可能性が高いため

中古車の販売価格は、基本的には年式と走行距離によるもの

ベル
ベル

それに加えて、車の劣化具合によって価格が多少前後します

そのため、相場に比べて価格が安いということは、なにかしらが劣化している可能性が高いです

価格につられず、特定の車種の相場を把握して、販売価格が適切にされているか判断しましょう

いざ購入となった場合の、値引きについてはあまり期待しない方がよいです

良いお店の場合、無理のない範囲で、良い中古車をそれなりに安く販売しているため

この場合、車両本体価格からの値引きは期待できず、諸費用の金額をいくらか引いてもらうしかありません

しかし、諸費用はせいぜい数十万のため、値引くことができても端数の数千~数万円

中古車購入での値引きは、しつこくても今後の関係に響きます

少し粘って引いてくれたら、おとなしくその金額で飲み込みましょう

ベル
ベル

私も頑張りましたが、諸費用のうちの3万円ほど引いた、キリのいい金額になるくらいしか値引きはできませんでした

保証が付けられるお店

guarantee

できれば、保証が付けれるお店を選択しましょう

理由は、故障リスクの高い中古車に、保証を提供できるほど、販売している車の信頼性が高いため

ベル
ベル

保証を付ける、付けないはあなたの判断に任せます

私の購入した「15年落ち・10万キロ」という中古車の場合、故障リスクが高いです

しかし、そんな車にも保証を付けれる場合、販売している車に自信があるとも読み取れます

そのため、古い年式・過走行な車にも、保証を付けてくれるようなお店を選びましょう

ベル
ベル

保証を付けることができても、故障した場合に言いくるめられて保証範囲外にさせられることもあります

そこはお店の口コミを調べて判断しましょう

私の場合、保証の良し悪しは次のように判断しました

  • 無料で1か月1000km保証は付く
    →ほとんどのお店で、1か月1000km保証は付いていますが、たまに保証なしのお店もあります
    最低限の保証が無ければ、購入した次の日に廃車になっても何も言えませんので、”1か月1000km”保証の有無は確認しましょう
    できれば、”1か月距離無制限”がベスト
  • 有料の保証内容を確認する
    →追加料金を支払うことで、入れる保証も確認しましょう
    保証を付ける金額がやたら高い場合は、怪しいお店
    中古車の場合、最低限の保証があれば十分ですが、可能であれば半年~1年は欲しいところ
    ただ、半年~1年の保証を付ける場合の金額がやたら高い場合は、悪い保証の可能性があります
    また、保証を受けるには、「そのお店に行かなければならないのか?」「最寄りの工場で修理した場合にも保証してくれるのか」を確認しましょう
    気軽に行ける範囲にお店があればいいですが、そうでなければ「自宅近辺でも保証が受けられるか」を確認する必要があります
  • 保証範囲を確認する
    →ほとんどのお店が、保証する部品の範囲が書かれた資料があるので、確認しましょう
    保証範囲がやたらと狭く、まともな保証範囲にする場合は、保証金額が跳ね上がる場合は悪い保証
    良い保証は、車の条件で多少前後しても、車の総支払額に対して、3%前後で済む範囲としました
ベル
ベル

私は幸いにも、15年落ち10万キロの車にも、割安で充実した保証を付けてくれるお店を見つけ出すことができました

見つけることができたのはたまたまでしたが、保証内容について問い合わせることが重要です

最初は単純に口コミの良さと、車の価格が異常に安くない、かつ欲しい車が良さげな状態であったのを問い合わせ

購入直前に保証内容を聞いたら、たまたまよかっただけです

ただ、15年落ち10万キロの車にも、次のような保証を付けてくれるお店もあるのはお伝えしておきます

  • 1年間
  • 距離無制限
  • 自宅近辺の工場での修理も保証範囲内
  • 数万円

車の確認をしつこくする

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買う車とお店を決めたら、購入する車の状態を確認しましょう

ベル
ベル

もっともダイレクトに、中古車購入の成否を決めます

そのため、ここは店員さんを忙しくしてしまう後ろめたさがある方も、積極的に行動する必要があります

例えば、私が『フェアレディZ(Z34)』を買う時に確認した内容は、次の通り

  • キズのある箇所の写真
    →外装・内装ともに、擦り傷や凹み、シミやシワ、割れなど、可能なかぎり送ってもらいます
    下回りやホイール・タイヤ溝や製造年月日も忘れずに依頼します
    可能ならば、オイルインジケーターや、エンジン内部の写真も撮るよう連絡しましょう
    自分が許容できる範囲(自分で補修できる・多少悪くても最寄りの整備工場で直せる)ならばOKです
  • 動くところの動画
    →エンジン起動時やドア・ボンネット・リアゲートの開閉動画も要求しましょう
    動画は断られることも多いですが、エンジン起動時の動画だけは必須
    異音がないか確認しましょう
  • 整備記録の有無や、カスタムされている場合は、そのままでも車検に通るのか質問
    →整備記録は、あれば良いですが、ない場合も多いです
    その場合でも、お店が直接販売・買い取りした車の場合、きちんと整備された車だったのか教えてくれます
    また、カスタムされている場合、車検に通らない可能性が浮上します
    そのままでも通るのかお店に確認しましょう
    お店側でもわからないと言われた場合は、カスタムパーツを特定し、車検対応なのか調べましょう
    特にマフラーや車高の高さには、注意が必要です

お店の人も、全国から同じような質問がきてうんざりしていると思われます

そのため、依頼するときは本当に申し訳なさそうに連絡することで、お店の人をいたわりながら、確実に車の確認をしましょう

現車確認なし中古車購入は博打

gamble

根本的に、現車確認なしの中古車購入は、博打と同じです

理由は、数十万~数百万円の中古品を、実物も見ずに購入するなんて正気ではありません

特に、整備履歴もなく、よくわからないお店から、誰かのお古を買う場合、悪く言うならばジャンク品を適当に買うのと同じこと

そのため、まず間違いなく、中古車は現車確認した方がよいです

ベル
ベル

中古車購入の基本は、現車確認なので、見に行けるならば行きましょう

まとめ:中古車購入は徹底的な下調べが成否を分ける

research

現車確認なしの場合でも、中古車は、徹底的なお店選びと、車選びをして購入しましょう

ベル
ベル

私は1か月くらい、毎日カーセンサーやグーネットを見て、特定の車種の相場を把握
車種特有の不具合や、その対策
中古車選びの基準なども調べました

中古車は、見つけることが難しいリスクが、大量に潜んでいます

ただ、それらをクリアすることができれば、あなたのお気に入りの車を、無駄な時間やコストなしで、格安に手に入れることができる、最高の買い物になります

お店選び・車選びと、一つ一つクリアして、現車確認が難しい中古車購入でも成功させませんか?

おまけ:現車確認無し購入した時の本音

実際に、現車確認せずに購入して重要に感じたのは、最後に「買います」とい言う勇気を準備できるかどうかです

理由は、たとえ現車確認していても、そのお店も車も、「もっといいモノがあるかもしれない」と思っていると、「買います」と言うことは難しいです

現車確認なしの場合、この心理的ハードルが、一段と高くなります

ベル
ベル

競合が全国レベルになりますし、実車を見て「これいいな」という気分にもならないため、良く言えば冷静な買い物ができます

ただ、最後に「買います」と言うことができた大きな要因は、次の3つ

  • 日本車なので、大きな修理でもせいぜい数十万円、それが2~3か所くらいなら払える
  • 多少状態の悪い中古車でも、自力で直して快適に乗れるようにするのを、楽しさと取る
  • ぶっ壊れたら、数十万円の軽自動車でしばらく過ごす覚悟がある

同じような条件の方は、現車確認無しで、購入に踏み切れる方と思います

これができれば、2024年現在、庶民にもできる”ネットでポチる”の究極の形だなと感じました

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