学生の方や社会人の方は次のような悩みを抱えて手帳の購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
- 最近予定が増えてきて頭の中だけで管理するには限界になってきた
- 長期に渡るプロジェクトを任されたが順調に進んでいるのかわからなくなってきた
- 手帳の購入を考えているけどどんな手帳を選べばいいのかわからない
- 自分にはビジネス用の手帳は少しオーバースペックに感じる
結論から申し上げますと無印良品の”バーチカルスケジュール帳 A5”がおすすめです。
超個人的な意見ですがこの記事で最も伝えたいことはこれで終わりです。
この一文だけで無印良品に買いに行ってくださるような方ならばよいのですが、これだけでは納得できないという方のために無印良品の”バーチカルスケジュール帳 A5”の良いところをお伝えしていきます。

前提条件
まず私の使用環境をお伝えします。私に近い使用条件の方はこの手帳が合う可能性も高いので参考にしていただければと思います。
- 機械設計者
- 仕事は1年くらいのプロジェクトや数か月単位のプロジェクトを受け持つ
- 土日祝日休み
- 8時~17時勤務(残業は毎日3時間程度)
- 仕事中自分のスマホはなんだかいじりにくい
- 会社支給のPCやスマホでは予定管理する気になれない。
- 手書きが好き
- 公私混同で書き込みたい
またスマホのカレンダーアプリで十分ではないかという意見もありますが、どのようにスケジュール管理するかは個人の自由だと私は考えています。
ご自分に合った予定管理方法をすでに確立されている方は引き続きその方法で予定管理して、ほかのものを試してみようと思ったタイミングで手帳も検討していただければいいなと思います。
ここではあくまでも私個人が、このような理由で無印良品の手帳を愛用しています、というのを述べていきます。
私が無印の手帳を愛用する理由①余計なものが一切ない
ビジネス用の手帳なんかは付録で路線図や漢字一覧、住所録なんかがついているものがありますが、私にとっては不要でしかありません。
営業職の方だとよく使われる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日会社に行き座りっぱなしの仕事しかしない私にとっては不要なものです。
不要なものが手帳についているとなんだか持て余してしまっているような気がしてあまり良い気分になれないと感じます。
一方無印良品の手帳は月間カレンダー、1週間ごとのカレンダー、メモ欄と余計な情報が一切ありません。
そのため自分が書き込みたい情報を手帳のすべての機能を駆使して記入することができます。
この手帳を1年使用したらほぼすべてのページに書き込みがあり、使い切っている感が出て非常に充実した気分になれます。
これでは手段の目的化ではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、手帳はあくまでも道具です。
私は「道具は使い切ってこそ、持て余してしまっては道具にも申し訳ない」と考える人間です。
また手帳は使い切れなかったら「もう買わなくてもいいかな…」と考えてしまう場合があります。
手帳に書き込みがたくさんあれば「今年1年頑張ったな」自分を顧みることができ、精神的充足感を得ることができます。
また何かに自分の情報を書き出すことは、自分の思考を整理する上でも有効ですので結果的にはただ書き込むだけで終了することにはなりません。
私が無印の手帳を愛用する理由②線や文字の色やサイズが絶妙
カレンダーの枠線やメモ欄の線が絶妙に薄いグレーで手帳の自由度が高いと感じます。
例えば枠の線が濃いと、その枠の中に納めなければと考えてしまいますが、線の色が薄いと枠線を超えて書いても良いと考えることができます。
これは結構なメリットで、例えば日や時間を跨ぐ予定がある場合に、線が邪魔で文字が読みにくくなることがありません。
またメモ欄も線の色が薄く、さらに縦方向にも薄めの線が入っており、格子状にもなっているためあらゆる方法で書き込みがしやすくなっています。
自分の好きなように使いやすい手帳になっているため、世にある様々な手帳術にも対応できます。



私が無印の手帳を愛用する理由③安い
一般的なビジネス手帳は1500円から販売されているものが多く、中にはジブン手帳のように3000円以上するものも存在します。
それに対して無印の手帳は1000円ちょっとで購入できます。
自分に刺さる機能性を持っているにも関わらず、同じサイズ・構成の各種ビジネス手帳の中では断トツの安さです。
また安さが売りの100円均一ショップのものと比較すると、紙の品質や綴じ方も優れているため、1年間しっかりと持つ耐久性や、インクの裏移りがないなど品質が圧倒的に高いです。
QCDが重要視される製造業界に身を置いている私にとっては”Quality”と”Cost”が優れている、まさにコスパが優れた手帳と言えます。
愛用しているけどいまいちに感じる点①ポケットが微妙
一方5~6年使用していますがいまいちに感じる点を紹介していきます。
この手帳にはカバーのようなものが付属しているのですが、このカバーに備わっているカードポケットのホールド力が低いです。
名刺やクレジットカードよりも一回り大きなサイズ感で挟むことができるようになっており、私は名刺を挟んでいるのですが鞄の中で名刺が出てしまっていることが多いです。
また素材のためか、挟みっぱなしにしていると名刺の文字が色移りしてしまっていることもあります。
ここに何か挟む場合には工夫や注意が必要になります。


愛用しているけどいまいちに感じる点②ペンホルダーがない
この手帳にはペンホルダーがないためほしい方は別売りのペンホルダーを購入するしかありません。
手帳の背表紙の部分にペンのクリップ部分を挟むことができないか試したことがありますが、背表紙がボロボロになったためおすすめはしません…

幸いなことにペンホルダーや、ペンホルダーを備えたノートカバーなど他社製のものも豊富にあるので必要な方は購入することをおすすめいたします。
愛用しているけどいまいちに感じる点③SARASAのボールペンと相性が悪い
これは私だけの問題かと思いますが、私が最近使用しているSARASAのボールペンと相性が悪いのかインクの渇きが遅く、反対側のページにインクが移ってしまったりすることが多いです。
ただ最近別のボールペンにしようと考えていますので最適なボールペンがあればまた更新しようと考えています。
いろいろ調べていますがSARASA DRYの方がよさそうと考えています。
購入するときの注意点①自分にあった手帳サイズのものを購入する
ここからは無印良品で手帳を購入する際の注意点を記載していきます。
私が推奨しているバーチカルスケジュール帳にはA5サイズやB6サイズがありますが、個人的には参考書やハードカバーの書籍と同じA5サイズをおすすめします。
A5サイズであれば必要十分な書くスペースがあり、私にはピッタリなサイズ感でした。
私にとってはB6サイズは少し小さめで書き込むことができる情報が少なく不十分に感じましたが、普段使用している鞄が小さい方や、携帯性が高い方が好ましい方にはB6サイズをおすすめします。

購入するときの注意点②自分にあった手帳レイアウトを選ぶ
無印良品の手帳は数多くの種類を展開しています。
レフトタイプやデイリータイプ、マンスリーや毎日手帳など悩ましいほどに用意されています。
この中から自分にはこれが最も合っていると思うものを各々購入していただければよいのですが、実際のところは購入してしばらく使用してみないとわからないと感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこで私がバーチカルタイプがあっていると感じた点を挙げておきますのでよろしければ手帳選びの参考にしてください。
- 8時-17時勤務の私に対して手帳が8時-22時の構成で時間軸があっている
- 8時より上に1時間のマスと同じサイズで枠が二つあり、8時以前の予定も書き込める
- 22時以降にメモ欄があり、TODOなど書く際にメモ欄のサイズがちょうどよい
- 枠外にも1週間分単位の目標やTODOが書き込める適度な余白がある
以上が私があっていると感じた点ですが、書き出してみると休日が不規則な方や、夜型の方にはもう少し違ったレイアウトのものが合っているようにも感じます。
ただバーチカルタイプの手帳は複数のタスクを長期に渡って管理するときや、私が以前読んだ”7つの習慣の手帳術”でも推奨されている等、手帳界隈ではメジャーに感じました。
それだけ使いやすいということなのでしょう。
まとめ
初めての手帳に悩んでいる方はコスパに優れた無印の手帳がおすすめです。
その中でも私のおすすめは”バーチカルスケジュール帳 A5”です。
適度なサイズ感、無難なデザイン、シンプルな構成と初めて手帳を使用する方に適しています。
無印の手帳を使用してみて「あの機能が欲しい」「こんなページがほしい」となれば、これを足掛かりにあなたにとって本当に適した手帳を選ぶことができればそれが一番良い結果だと考えています。
私自身もう少し年を取り、仕事や生活が変わったら好みも変わる可能性もあるのでその際にはまたご紹介致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。